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大人の恋心 (LOVE YOU/スピンオフ)  作者: 設樂理沙


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68/83

大人の恋心 68

68.


" Tribute 賛辞 "



 この時、小野寺の笑顔が人から見てほとんど分からない程度に曇った。


 『あなたは嘘つきだ。俺はつい先だってあなたの妖艶で艶やかな姿を・・

しかもイケてる男性といるところを見てるんですけど!!』



 口に出せない言葉を小野寺は胸の内で呟いた。



 「釣りしてる時の桂子さんも、家に招待してくれた時の桂子さんも

自然体で良かったですけど、今日の桂子さん・・知らない人に見えるくらい

とても綺麗です」


 この時、気障というか普段だったら言わない、、言えない、、賛辞の言葉が自然と俺の口をついて出て来たのだった。


 そしてこんな台詞を言い出した自分自身にも驚いた。



 「うわぁー、ありがとうございます。

頑張って オサレ(お洒落 )してきた甲斐がありました」



 タクシーに乗ること12~3分。

 着いたのは高級住宅が居並ぶ、住宅街だった。


 こんなところにカフェがあったんだ。


 自分が持っていたかき氷屋さんのイメージからは100億万光年離れた

お店が目の前にあった。


 他の住宅と違っていたのは、氷の(のぼり)と軒先に伸びた雨よけと

日よけを兼ね備えている日よけシェードがあり、その下には芝生になっている地面の上に、客用の小型のテーブルセットが置かれていたことだ。

 

 

 

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