表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
夏に殺されてしまいそうです  作者: ささえのき
1/1

プロローグ

夏が嫌いだ。単純に。

茹だるような暑さも、なぜが喜んでる人々も、各県の猛暑自慢も、夏に媚びるアイスも、嫌いだ。

スイカだって海だって何だって、とにかく嫌いなのだ。

だからバチが当たってしまったのかもしれない。

俺は今から、夏に殺されそうになっている。

「よくお分かりではないですか。」

正確に言えば、今目の前で笑顔を絶やさずあっさり心を呼んできた自分を『夏の精霊』だと名乗る謎の少女に、だ。

俺の、大嫌いだった夏が始まろうとしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ