表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
84/591

準備……完…………了?

 戦闘人形(バトルロイド)の情報は手に入った。不本意ながら、俺の戦闘手段も手に入ったけれど……肝心のヘンジの情報がまだなんだけど……

 フェルが俺に目を向ける。と言う事は……?


「ン……一体ガ内側カラ階段デ来テルネ。相手ハ気付イテ無サソウカナ」


 相手って……コイツにとっては味方みたいなもんじゃねえのかよ……いや、でも頭バグッてるんだもんな。むしろ味方意識よりも、自分だけは違うっていう疎外感の方が強かったのかな……

 考えてる暇はないか。気付かれないように逃げるか……倒すか……


「逃ゲ場所無イデショ。屋上ダヨ?マア、ココハ私ニ任セテクレタマエ!」


「…………任せた」


「オーケー…………コチラ、00。64ニ告グ。屋上ノ探索完了。他ノ場ヲ当タレ」


「コチラ64。了解シタ。探索場所ノ変更ヲ開始」


 自分を00と言った戦闘人形(バトルロイド)は、真面目そうな表情で耳に手を当て、接近していたらしき戦闘人形(バトルロイド)に連絡を取る。64と呼ばれた戦闘人形(バトルロイド)の声が聞こえてくる。フェルの方を向いて確認を取ると、フェルは頷く。

 コイツ、他の戦闘人形(バトルロイド)とコンタクトが取れるのか。戦闘回数が減らせるのは非常にありがたい。


「ドウダイ! 私、結構役ニ経ツンジャナイ!?」


「ああ、凄く助かったよ。このままお前にヘンジの屋敷まで……案内頼めるか?」


「ウウーン……」


「どうかいたしましたか?」


「私、名前無インダヨネー……ホラ、イツマデモ、オ前……とか、戦闘人形(バトルロイド)ー……とか、呼バレルノ辛イカラサ。名前欲シイヨネー……?」


 そう言って上目遣いで見てくるコイ……(バト)…………ええい、何か名前を付けてやれば良いんだろう!? だったら、シンプルで分かりやすくだ!


「レイレイでどうだ?」


「レイレイ……レイレイ、カ! ウン、良イヨ! 素晴ラシイ! 私ハ、レイレイ! ソウ、レイレイ、ダ!」


「……そんなに喜ぶことですか?」


「勿論サ! ダッテ、名前ダヨ!? ナ・マ・エ! 名前デ呼ンデ貰エルノッテ、スッゴク素晴ラシイ事ナノサ!」


 そこまで喜ばれると……なんか、恥ずかしんだけど。そうか、名前か……名前って重要だよな。俺もいつかはフェルと……なんて。


「レイジ様……」


「フェル……」


「アレー? 私ガ主役ッポカッタノニ、モウ蚊帳ノ外ー? 自分ノ事レイレイッテ呼ンダリシテキャラ付ケシタラオッケー、ナンテ言ッテミタリ?」


 それはかなり危ないよね! というか、ショウとカグヤの為にもいちゃついてる場合じゃないよね!?


「チッ……邪魔をするな……!」


「ホント、フェルサン。レイジ以外ニ雑クナイー!?」


 まぁ、フェルはそういう感じだからね。このポンコツコンビを引き連れるの俺か…………いや、頑張るけど……俺か…………!

レイジ君、がんばえ~(思考停止)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ