私悪イ機械ジャナイヨー
とにかくこの戦闘人形を信じれるように改造するところからだ。どう改造してやろうか……とにかく、情報共有だけは奪いたい。
フェルが影の足元からグレイプニルを伸ばして、戦闘人形を拘束する。よしよし、ちょっといやらしい感じになってるけど、機械だからセーフだよね!
「チョッ!? ナンデスカコレェ!?」
「気にすんな、お前がスパイだったら嫌だからな。情報共有に関わってそうな機械をぶっ壊すだけだ」
「駄目デス! 私ノプログラムハ壊シチャ駄目! 信ジテクダサイ!!」
「……レイジ様、内部構造を魔力で探ってみましたが、精密すぎて不可能です」
「勝手ニ中身見タンデスカ!? イヤーン、エッチ!」
「黙れ! 壊すぞ! ……レイジ様、どういたしましょう?」
久々に怖いフェル見たな……それは良いとして、仕方ない。今はコイツをどうにかする手段は無さそうだな。
言動にはムカついたので、右手を銃の形から開いて突き付ける。太陽烈弾程度は構えておくか。
「ヒィィ!? ナンカメッチャ恐イ!!」
「うるせぇ、お前が接触してきた理由は?」
とにかく、コイツがついて来た理由を聞かないと、最低限の信頼が出来ない。それさえあれば、今のこの状況は良い。
一旦、フェルに探知を任せて、俺の魔力探知を解除する。今は俺が無駄な闘気を使うわけには行かない。特に今回の太陽の腕・模倣品は本来と違って闘気が生み出せるわけじゃない。
「私? 私ハ頭バグッテルンデース!」
「ああ、ついでに馬鹿ってるよ」
「コレハ手厳シー!」
ううん……めんどくさい。本当に頭がバグってやがる。自然と右手に闘気を集めてしまう……!太陽烈弾を超えて太陽爆発放てるくらいに魔力を籠めてしまいそうだ……!
「マア、ブッチャケルト私、頭バグッテル。ダカラ、製作者ニ従ウ、従ワナイハ私ノ自由。ダカラレイジヲ助ケタイ! ドーヨ!?」
「どーよって言われても……つーか、俺の名前バレてるのな……」
「ソコノフェルサンガ思イッキリ言ッテタ」
ああ、思いっきり言ってたね。あの時は大分焦ってたし……それに関しては今は仕方ないとして、今調べるべきはコイツから調べられる戦闘人形の武装だ。
フェルが俺の心を読んで、コイツの拘束を解く……拘束解いても攻撃してこないな。まぁ、最低限の信頼は出来そうだ。
「アレ? 拘束解イテクレルノ? ホワイ?」
「一応は信じてやる。お前の武装は他の人形共と共通か?」
「イエース! チョット待ッテネー! 武装紹介スルヨー!」
……人間より人間らしいな。居ると疲れる。なんか、こんなクラスメイト居た気がする。
あっ、フェルが蹴飛ばした……って首取れてる!?
お前、文字打つの大変だし、読み辛いんだよ!!(自業自得)




