表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
70/591

天の岩戸を攻略せよ 反撃の指揮

レイジの平凡の本当の意味での終わり…(意味深)

 まずはレオから身体強化を受ける。魔法の技術はにわかな俺よりもレオの方が上だし、俺は闘気の無駄遣いをしてしまえば、また動けなくなってしまう。

 さて、さっきみたいな無茶な攻撃をする必要はない。ネルガとレオの力を借りて、どうにかフェルを気絶させてやる。


「ネルガは魔法の防御と近接攻撃、レオは魔法による補助と俺の強化。俺は隙を見てデカい魔法をネルガごとブッ飛ばす。問題点は?」


「私の服が無くなってしまいますな!」


「よし、無いな! 行くぞ!」


「フキトベ!」


 フェルは再度、太陽の剣を呼び出し、ビームを放つ。しかし、さっきと状況が違う。魔力完全無効(アンチマジック)のネルガが体を張ってビームを殴り飛ばした。

 相変わらず常識はずれな英雄様だ……俺の従者なんて信じられないな。……あのフェルがネルガが相手に魔法だなんて、相当正気を失っているんだな。


「レイジ様、2時の方向!」


「オラッ!」


 レオの指示した方向に、数発の太陽光弾(ハンドガン)を放つ。太陽光弾(ハンドガン)は迫り来る黒い影の触手を焼き尽くす。

 やっぱり、夢の世界でフェルの魔力の残留思念が使っていた影の触手を使えるか…レオにはしっかりと警戒をしてもらいたいけど……俺も紅炎集束砲(プロミネンスキャノン)の準備をしたい。


「レオ、今みたいに影の触手を警戒してくれ! なるべく、俺に近付く触手も頼む!」


「任せろ!」


「ネルガ、太陽の剣には気を付けろ! 身体能力を強化するから攻撃は避けてくれ!」


「ハッハッハッハッハ! かしこまりました!」


 レオは早速、俺の右側の空間に炎の剣を放ち、透明になっていた触手を焼いていた。この触手……擬態みたいな事が出来るのか……そこは不安だけど、これは魔力の塊、ネルガには効かないだろうから、俺とレオが注意すれば良いだけだ。

 闘気の回復率は今の所、20%って所か……せめて75パーセントは無いと、充分な紅炎集束砲(プロミネンスキャノン)は撃てない。どうにかしなくては……!


「ドウシテホットイテクレナイノデスカ!」


「どうして……か? フェル殿、本当に気付いていないのですかな?」


「…………」


「レイジ様はフェル殿に自分の思いを伝えていないから! ここに来て、恐怖を押し殺して、戦いたくないと思いながら! 戦っているのだ! 結果はどうなるか私には分からないが、それでも貴方はレイジ様の思いを聞くべきだ!」


「クッ……!」


 太陽の剣の斬撃を数回避けられ、フェルは少しだけ距離を取る。追撃してこないのは、正気を失ったフェルでも分かる位にネルガに隙が無い。成長したから分かる……これが英雄の戦い。

 クソ……とにかく、闘気が回復するのを待つしかないか…今は刀を使ってレオを守り、レオにネルガのサポートをしてもらうか。


「レオ!」


「ああ、何となく分かるぜ!」


 俺はレオに迫る透明な触手を刀で切り裂く。レオはそのまま、魔力を開放してネルガの方を見る。

 ……凄い戦いやすいな。2人が戦闘慣れしてるのもあるんだろうけど……素人の俺を入れて、連携が取れている。とにかく、今はレオを守る!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ