転生できると思ったら真っ白な世界に行った後 目の前にいたのは神ではなく…
「よーし、これから俺の胸踊るウハウハ転生スローライ――」
グシャッ!!
「あ? ……なんだここ。辺り一面、死体だらけじゃねーか……」
真っ白であるはずの転生の間は、ドロドロとした鮮血に染まっていた。呆然とする新参者の前に、返り血を浴びた一人の男が立つ。
「光に集まる虫が、また一匹来たか」
「おい、あんた……神か? 俺は事故で死んで、ここに連れてこられただけなんだ」
「分かっているさ。俺も同じだ」
「そ、そうか。じゃあ、あんたもここに連れてこら――」
グシャッ!!
「ぐあっ……!!」
「ふっはっは! 安心しろ、簡単には死なせん。たっぷり苦しめ」
男は倒れた新参者の体に剣を突き立て、ゆっくりと、愉悦に浸るようにねじ回していく。
「うぅ……俺が、何をしたっていうんだ……」
「何も。お前に恨みなんて毛頭ないさ。ただ、お前はいい『素材』なんだよ」
新鮮な死体の山を築き、男が狂ったように高笑いしたその時。
バンッ!!!!
扉が蹴破られ、凄まじい殺気が空間を支配した。
「誰だ――! 邪魔するなら殺してやる!」
「見つけたぞ、ゴッドハンター」
現れたのは、あの「物乞い」の姿を捨てた、元祖転生狩りの男。
「あ~あ、お前か。噂の『転生狩り』だろ? あのイカれた聖職者連中を葬ったんだってな。連中が溜め込んでいた魂の味はどうだった?」
「お前も覚悟しろ。その腐った遊びはここで終わりだ」
「はっはっは! 結局、お前も俺と同じだろ? 強い奴を殺したいだけの化け物だ。いいぜ、来いよ。その腹に詰め込んだ魂ごと、俺が食い尽くしてやる!」
(つづく?)
昔からの癖で同一世界厨で意外とどこかしら繋がってたみたいですね。続きがあるかはまだ分かりません。




