帝国&サルカ&グローム77 3
ゴルゴラス:「待てぇぇ!!オルトぉぉ!!帝国に情報を渡すとはァァァ!!!」(ビシッとサイドチェスト)
ダーククラーケン:「裏切り者かァァァァ!!!」(触手でモストマスキュラー)
ブラッド:「落ち着けっつってんだろぉぉぉ!!!」
画面にはポーズを取る筋肉と触手の乱舞が映り込み、帝国艦の艦橋でビーノが笑い転げる。
ビーノ:「あっはははは!!なにこのカオス!筋肉と触手の戦場じゃなぁい!!」
オルト:「……お前ら、黙ってろ」
スラスター:「オレも混ざるぜぇぇ!!」(スラスター自体を過熱させ、赤熱化)
モル:「船燃えるっすよ!?やめてぇぇぇ!!」
ビーノ:「ありがとぉ、オルトぉ。送ってもらった座標、しっかり確認するわねぇ♪」
オルト:「……そうしてくれ」
通信が切れると、Zが静かに言った。
Z:「本当にあの座標で良かったのか」
オルト:「あそこは電磁嵐の巣窟だ。調査には最低でも数週間かかるだろう」
モル:「さすがオルトさん!マジ頭キレキレっすね!」
スラスター:「オルトの駆け引きにシビれるゥゥゥ!!」
オルトは短く吐き捨てた。
オルト:「うるさい配送に戻るぞ」
帝国艦・艦橋
座標を確認したグラム准将の目が冷たく光る。
グラム:「……あの宙域か」
ビーノ:「ふふ、面白いじゃなぁい。始原の砲、そこにあるのかしらぁ」
グラム:「ビーノ。お前の直感は当たることもある……が、外れた場合、責任を取れるか」
ビーノ:「あら、怖いこと言うわねぇ。でも、楽しい方に賭けるのがあたしの流儀よぉ♪」
艦はゆっくりと進路を変えた――虚偽の情報を信じて。
しかし、その笑みにはまだ余裕があった。
(ビーノの目には“オルトはまだ何か隠してる”と書いてあった)
オルトは操縦席で深く息を吐いた。
オルト:「……よし、配送を続けるぞ」
モル:「いやぁ、オルトさんのフェイク座標、マジしびれたっすよ!」
バーン:「あれな!『電磁嵐に突っ込ませる作戦』!最高だぜオルト!」
Z:「笑っていられるのは今だけだ。帝国は騙されても、必ず裏を取る」
オルト:「わかってる。……とにかく今は仕事だ」
配送先のステーションが視界に入る――が、異様な雰囲気だ。
旗が翻り、筋肉が波打っていた。
モル:「あれ……なんか……ムッキムキじゃないっすか?」
バーン:「筋肉センサー反応あり!オレの燃料タンクが震える!」
オルト:「……あれは……」
――サルカ軍の臨時哨戒ステーション。
そこには例の三人が、全身オイルでテカテカに光りながら筋トレしていた。
ゴルゴラス:「オルトォォォ!!!」(サイドチェスト)
ダーククラーケン:「裏切りの配送屋ァァァァ!!!」(触手ポーズ)
ブラッド:「マジでやめろって二人ともォォォ!!!」
オルトは額を押さえた。
オルト:「……面倒くさいのがいるな」
ドックに着いた瞬間、三人がズカズカと乗り込んできた。
ゴルゴラス:「聞いたぞ!帝国に情報を流したな!!」
オルト:「流してない。……いや、流したけど嘘だ」
ダーククラーケン:「嘘ォォ!?嘘をつく筋肉に……未来はあるのかァァァ!!!」
バーン:「筋肉と嘘のバトル!イケてるなァァァ!!」
モル:「オルトさん!説明しないと撃たれるっすよ!?サイドチェストで!!」
オルト:「撃つな!撃たれる前に荷物降ろすぞ!」
――荷物を降ろす間も、サルカ2人はポージングをやめない。
ゴルゴラスはダブルバイセップス、ダーククラーケンは触手ラットプルダウン、ブラッドは頭を抱えて謝罪
ブラッド:「……すまん、ほんとすまん……お前ら黙ってくれよ……」
ようやく荷物を降ろし、ステーションを後にするグローム77。
モルがホッと息をついた。
モル:「いやー……配送完了っすね。もうオレのメンタルが死ぬかと」
バーン:「筋肉の圧に負けるかと思ったぜぇ!」
オルト:「……あいつら、ただのバカじゃない。帝国の動きに気づいたな」
Z:「間違いない。サルカも“始原の砲”を追い始める」
――オルトの視線の先には、暗い宇宙が広がっていた。
帝国、連邦、サルカ――三つ巴の戦いの火種が、確実に広がっていく。
ステーションを離れ、ようやく静寂が戻ったグローム77の船内。
オルトは椅子に深く座り、フィルに通信を開いた。
オルト:「配送完了、報告する」
フィル(AI):「お疲れ様です、オルト少佐。状況はいかがでした?」
オルト:「……一言で言うなら“筋肉災害”だ」
モル:「いやマジで筋肉の圧ヤバかったっす!」
スラスター:「筋肉は武器だな!俺、ちょっとエンジンにプロテイン流していいか!?」
Z:「やめろ。スラスターにたんぱく質はいらん」
配送評価
•配送品:無事設置
•評価:星2.5
•コメント:「サルカの軍人まで来るとは聞いていない」
オルト「連れてきたわけじゃねえよ」




