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帝国&サルカ&グローム77

今回の配送

•配送先:銀河連邦資源コロニー《リソース・プラットフォーム17》

•配送品:高耐久建材(戦後の補修用)

•注意事項:帝国領近くを通過。帝国の監視網に注意。


配送船《グローム77》は、静かな星雲を抜けながら帝国領近くを進んでいた。

船体には前回のドックで取り付けられた最新の連邦製タレットが輝き、試作スラスターが今日も絶好調だ

スラスター:「よっしゃああ!今日も銀河をブッ飛ばしてやるぜぇぇ!スピードは正義!オレは光速を超える男だッ!」

オルト:「……男じゃなくてスラスターだろAIの概念どこにあるんだよ」

モル:「でもテンション高ぇっすねぇ、オレまでアガってきたっす!」

Z:「……やかましいのが二つになったな」


そんな中、レーダーが警告音を鳴らした。

オルト:「……帝国艦のシグネチャー。こっちに向かってる」

Z:「無視して抜けるのは難しいな」

モル:「マジっすか!?これ絶対面倒なヤツっすよ!」


帝国の巡洋艦ドレム・ハウンドの艦橋。

サイボーグ軍人、グラム=ツァイト准将は、無表情なままスクリーンを見つめていた。


部下:「准将、あの船、銀河連邦の識別信号を確認。武装ありです」

グラム:「ふむ……交戦は不要だ。だが監視は続けろ」


その時、別回線でどこか軽い声が入る。

ビーノ:「あらぁ、グラム准将こんな所でお仕事ぅ?またお堅い顔しちゃってぇ」

グラム:「ビーノ。遊んでいる場合ではない」

ビーノ:「遊びじゃないのよぉ、“始原の砲”の情報を探してるの。で、その船……面白そうじゃない?」

グラム:「……あの船と始原の砲に関連性があると?」

ビーノ:「あるかも、ないかもぉ♪ でも、ちょっと脅かしてみてもいいんじゃなぁい?」


一方その頃、サルカ哨戒艦


別宙域で哨戒中のサルカ艦には、例の三人がいた。

筋肉至上主義のゴリラ大尉、ゴルゴラスと、触手ポージング王のダーククラーケン、そしてツッコミ担当のブラッド・ヴァルガス。


ゴルゴラス:「筋肉に敵などいないッ!!!」(ドガァン!と胸筋を叩く)

ダーククラーケン:「触手こそ力!ポージングの極致を見よォォ!!」(触手でダブルバイセップス)

ブラッド:「なぁ……お前ら哨戒って言葉知ってるか?」


そこへグローム77の航跡を感知。


ブラッド:「あれ、グローム77じゃねぇか」

ゴルゴラス:「再戦か!?筋肉の血が騒ぐッ!!」

ダーククラーケン:「バルクアップ・イン・ザ・コスモォォ!」(謎ポーズ)

ブラッド:「いや戦うな!お前ら黙ってろ!」


再びグローム77


オルトは状況を見ながら冷静に指示を出す。

オルト:「帝国とサルカ、両方に囲まれたら面倒だ。……モル、対話の準備」

モル:「マジで?筋肉ゴリラとイカっすよ!無理ゲーっす!」

Z:「砲撃よりはマシだ」

スラスター:「なぁなぁ、オレのスピードで全部撒いてやろうか!?逃げるのもスタイルだぜぇぇ!」

オルト:「スラスター、落ち着け」


通信が開く。サルカの艦から筋肉ノイズ混じりの声が飛ぶ。


ゴルゴラス:「オルトぉ!勝負だ!筋肉で宇宙を制す!」(ポーズ)

ダーククラーケン:「オルトぉ!この触手美を見ろォォォ!」(ポーズ)

ブラッド:「……頼むから戦闘中に筋肉バカやめろォォ!!!」


次回へ続く


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