銀河連邦
銀河連邦の作戦会議室。
銀河全域の情勢マップがホログラムで浮かび、将官たちがざわついている。
議長:「帝国が《始原の砲》の探索に動き出した……。しかも皇帝直々の勅令だ」
参謀A:「伝説級の兵器など存在するかも怪しいですが……帝国が本気で探すとなれば、各宙域が混乱するのは避けられません」
参謀B:「連邦としては看過できない。サルカが動き出せば三つ巴になるぞ」
ホログラムに切り替わり、帝国領の一角に グラム=ツァイト准将 の姿が映し出される。完璧主義のサイボーグ将官、冷徹な眼差しで部下に指示を飛ばしている。
議長:「……あの男か。帝国の情報将官、グラム=ツァイト。
徹底的に調べ尽くす奴だ。伝説を現実にしてしまうかもしれん」
参謀C:「こちらも探索網を広げるべきです。しかし……軍のリソースは限られています」
一瞬、空気が重くなる。
そこで――扉が開き、入ってくる声。
通信士:「……配送部隊《グローム77》が、偶然にも帝国近傍宙域に向かっています」
参謀たちが一斉にざわめく。
議長:「……あの“戦術配送員”オルト少佐か」
参謀B:「単なる配送員に偵察をさせるのですか?」
議長:「いや、彼はただの配送員ではない。……戦術配送員だ」
(小声で)「そして妙に、こういう厄介事を呼び込む運の持ち主でもある」
場に、妙な苦笑が広がる。
議長:「グローム77の動向を追え。彼らのルートが、我々の“探り”となるやもしれん」
オルト「ぶえっくしょいっ!」
モル「誰か噂してるっすね」
Z「フラグを立てるなモル」




