狙われる
今回の配送
配送先:銀河連邦境界ステーション《フェルガード8》
•配送品:高エネルギー触媒セル × 6基
•搭載装備:試作スラスター「バーン=ユニットβ」
配送航路の中間点付近、突然フィルが警告を出す。
フィル「未登録の通信信号を受信。サルカ軍艦艇の暗号パターンです」
オルト「またかよ……前にも同じルート通った時は静かだったろ」
Z「たぶん今回はスラスターが目立ちすぎてる。航行データが“やりすぎ加速”のログでバレたな」
モル「俺、全速力で飛ぶのは正義だと思ってたっすけど……」
スラスター「正義だッス!俺は速度の化身ッス!」
オルト「お前、もう黙ってろ」
突然、3隻のサルカ高速艇が転移航法で接近。
そのうちの1隻からブロードキャスト。
ブラッド・ヴァルガス少佐
『その試作ユニットを渡せば命は助けてやる。選べ、今すぐにだ』
オルト「よう、カラッと!いやどっちも選ばねぇよ」
ブラッド「ブラッドだっ!」
Z「交戦モード、船体防御シールド起動」
モル「わーお、向こう少佐が本気っすね!しかも三倍速で来てる!」
スラスター「俺が全力で逃げれば余裕ッス!任せろ!!」
(スラスター、独断で急加速→逆に敵を挑発)
敵高速艇の一斉射撃が《グローム77》に降り注ぐ。
Zが液体シールドを船体外で展開し、ビームを減衰。
オルト「俺は操縦!フィル、コース変更で奴らを惑星影に引き込むぞ!」
スラスター「いや、惑星影なんてチマチマしたルートじゃなく、正面突破ッス!」
オルト「黙れっつってんだろ!!」
サルカ高速艇が包囲に入った瞬間、
Zがプラズマ弾を直接スラスター噴射口に流し込み、異常出力を強制発動。
スラスター「ウオオオ!!魂が燃えるッス!!」
猛烈な加速でサルカ艇の包囲網を突破、
1隻を加速波でスピンさせ、残りは距離を取らざるを得なくなる。
ブラッド少佐の通信が再び入る。
ブラッド『……次はそう簡単に逃がさんぞ、銀河連邦のオルト少佐よ』
オルト「こんなもん狙ってくるなよ」
モル「自分は好きっすよこのスラスター」
Z「モルとスラスター似たもの同士か!」
オルト「それ言えてるw」
《フェルガード8》に到着し、触媒セルを納品。
港職員「無傷で届けてくれるとは……あの宙域は最近、サルカが荒らしているのに」
モル「まぁ俺ら最速チームっすから!」
スラスター「俺の加速、世界一ッス!」
オルト「……評価は港の人に任せる」
配送評価
•配送品:高エネルギー触媒セル
•評価:星5
•コメント:「配送員が命懸けで守ってくれた。試作スラスターがずっと自慢していたが、助かったので許す」
モル「手厳しいっすね」




