GO試作ユニット
今回の配送
•配送先:銀河連邦・観測ステーション《ペリメーター・ゼロ》(サルカ&帝国の動向を監視する極秘基地)
•配送物:量子通信遮断フィールド発生装置(小型装置だが超重要)
•経路:サルカと帝国の両勢力が哨戒する宙域を通過
•船体補助:試作スラスターX-β(前回のユニット)
グローム77》の艦内会議室。
機材の周囲を囲むのは、いつもの3人+1AI。
フィル「今回の宙域、敵味方問わず“誤射”の記録が多く存在します。主に筋肉による」
オルト「筋肉による誤射ってなんだよ!意味がわからないよ!」
Z「今回は超重要任務ってわりに、試作ユニット使うのか。まだ羽根付き餅みたいにブレてたろ?」
モル「でもあの加速、マジでイケてるっすよ!地平線が2秒で後ろに流れたの見たっす!」
オルト「地平線、宇宙にねぇよ」
試作ユニットの扱いには全員が不安を抱きながらも、配送先の《ペリメーター・ゼロ》は、今まさに帝国とサルカの偵察艦が入り乱れる超危険宙域にある。
最速での補給が必要だ。
宙域境界《灰色の壁》を越えると、早速通信ジャミングと無人機の反応が。
フィル「敵機の傍受シグナルを検知。サルカ連邦機2、帝国ステルスドローン3…追尾開始」
オルト「何で両方にバレてんだよ!中立の意味ないのか!」
モル「今っすよオルトさん!イケイケスラスターON!!」
Z「止めろおおおまだ制御が…」
スラスターX-β、発動!!
船体が”ズバババッ”という擬音で次元を歪ませるような軌道を描く。
サルカと帝国の小型機が、追いつけずに激突し、混乱状態に陥る。
混戦の最中、帝国の機体から通信。
帝国機「貴様ら…銀河連邦の配送船か!?今、我らの作戦宙域に何用だ!」
オルト「お前らが作戦してること自体が問題だろ!」
Z「ごまかし電波出すぞ、フィル。スキャナーを“宇宙クジラ”に偽装しろ」
フィル「対応完了。“巨大哺乳類が銀河を横断中”という迷惑情報を展開しました」
モル「マジっすか!?クジラ船とか初耳っすよ!?そういうイベント?!」
Z「違う。捏造だ。幻覚と嘘で生き抜くんだ宇宙は!」
モル「マジっすか!パネエっすね!」
配送先の指令官と通信接続。
指令官(緊張MAX)「…こちら観測ステーション。今、周囲がカオスですが…配送船、無事か?」
オルト「船体は無事だが、船内の空気がカオスです」
Z「副作用として、モルが逆さに浮いてるがな」
モル(天井に張り付いて)「マジすか!?重力どっか行ったっすー!アトラクション!!」
最終的に、《グローム77》は回転しながらも無事に接舷。配送物は慎重に設置された。
帰路についた船内。
フィル「機体の損傷率:16%。通常範囲ですが、内装が“パリピ化”しています」
オルト「ああ、BGM鳴りっぱなしなの、モルがスピーカー埋めたからだな」
Z「次は配送じゃなくて、船の除霊と清掃任務にしよう。精神が摩耗する」
オルト「何それ?宇宙に霊とかいるの?地味に不気味だな」
配送評価
•配送品:量子通信遮断フィールド装置
•評価:星5
•コメント:「配送中に敵を撒く速度、機器設置の迅速さ、偽装技術、すべてが教科書的。あと、宇宙クジラの件については今後説明会をお願いします」
オルト「説明会はZ君お願いしまぁ〜す!」
Z「・・・・」




