修理しなきゃ
船内・帰還直後
配送船《グローム77》は、ボロボロの姿で銀河連邦の宇宙ドックに帰還した。最近はよくある事である
外壁は焼け焦げ、片方の翼は“なんか溶けてる”。
フィル(AI)「損傷報告:見た目より深刻。精神的にも痛々しいです」
オルト「オマエはもうちょっと言い方選べぇっ!!」
Z「事実だ。私も塞ぎ切れなかった穴がいくつかある」
モル「マジっすか!? てかZ先輩、あれ塞いでたの体っすよね!?
もう、超ボディ張っててシビれたっす〜!」
オルト「お前はその“ノリ”で宇宙空間に出てくなよ!?
てかZの体で船ふさぐなよ!?!?」
Z「それは私の“ケツ”だ。今回はケツが防いだ」
モル「マジっすか!? ケツ最強!!」
整備主任・ナナロ=クレイズ(アメーバ型整備士)が現れて言い放つ
ナナロ「あ〜、また壊してきたのね……。てか、今度は誰のせい? ケツ?」
Z「Yes」
オルト「認めんな!!」
ナナロ「はぁ……まあいいや。じゃ、修理入るよ。今回は助っ人連れてきたから」
モル(満面の笑み)「どーもっす! 配送員兼サポメカ担当のアレイ=モルモルでーす! 通称モルっす☆」
オルト「なんでお前が修理側にいるんだよ! 配送員だろ!?」
モル「いっすよ細けぇことは〜☆ 俺、メカいじりも得意っすから! 配線とか、ドッカーンって爆発する前にギリ直せるタイプっす!」
ナナロ「言い方が怖いんだよな……」
モル「オルト先輩〜! このケーブル、もうちぎれてるっすけど火花散っててカッコイイからそのままでいっすか?」
オルト「ダメに決まってんだろ!? 死ぬわ!!」
モル「マジっすか〜!?」
Z「修理とは“元の状態に戻す”という意味だ。炎上芸ではない」
モル「先輩、ツッコミ冴えてますねぇ! ケツだけじゃなくて頭もキレてるっす!」
Z「評価が雑だな」
修理完了・フィル再起動
フィル「各システム修復完了。内部センサーによれば、
“謎のギャル語の痕跡”が船内に複数検出されています」
モル「それ俺っすね☆」
オルト「船に残すなギャル語を!!」
フィル「グローム77、再起動完了です。異常……ありません(多分)」
修理記録(非配送ログ)
修理完了:全システム回復
状態:復帰可能(やや不安)
特記:Zのケツとギャル男の情熱によって復旧
オルト「どんな復旧法だよそれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
Z「以前の変なドックより全然違う」




