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弾がビュンビュン

今回の配送任務


配送先:銀河連邦第3艦隊・旗艦グランヴォルク

荷物:緊急補給物資(艦載食糧パック、医療ナノキット、指揮系統予備中枢)

配送条件:艦隊戦の真っただ中を突破し、旗艦ブリッジ直下へドッキング補給

配送時間:残り8分(戦況急変の可能性あり)

注意:サルカ連邦の攻撃が激化中、回避航路は使用不可


宇宙が燃えていた。

戦線は銀河連邦とサルカ連邦の艦隊が激突する最前線――そのど真ん中。

そこに、ひょっこり現れる1隻の配送船。


フィル「現在位置、敵味方の主砲の交差点です。ご安全に」


オルト「いや無理だろ!?なんでこのルート通らされてんの!?」


Z「補給部からの直通命令。『誰でもいいから早く届けろ』とのこと」


モル「マジっすか!?オレ、敵のビームに“わぁキレイ〜”って言いかけたっすよ今!」


オルト「言い切ったら死ぬやつだよそれ!!」



敵の砲撃をかいくぐりながら、旗艦グランヴォルクを目指す一行。

そのドッキングポイントはなんと「ブリッジ直下、垂直侵入ルート」。


オルト「なぁ、普通は艦尾の補給口とかじゃないのか!?」


Z「指揮系統予備中枢が“すぐ差し替え可能な位置”を要望。要するに上層部が急ぎたい」


モル「てか旗艦でしょ!?え、なんか将官クラスの人たちいる系!?あ、オレ服よれてないっすか?」


オルト「そんな軽いノリで提督に会うな!あとこの状況で身だしなみ気にすんな!!」



敵艦からのビームが配送船をかすめる。Zが操縦席で淡々と処理。


Z「右前方、新ゴルゴラス型戦艦マッスル・ファングが接近中」


オルト「嫌な予感しかしねぇ名前きたぞ!絶対あのゴリラじゃねぇか!」


フィル「敵艦より通信。音声接続します」



画面に現れたのは、サルカ連邦のゴルゴラス大尉。

筋肉が宇宙服を破壊しそうな勢いでパンプアップしている。


ゴルゴラス「配送船よ!補給など甘えだァァァァ!!!」


オルト「いや!現代戦に補給は超重要だろ!!」


ゴルゴラス「我が艦はプロテインだけで戦っているッッッ!」


モル「マジっすか!?逆にスゲぇっす!」


オルト「んなわけねーだろ!おいっモル、お前ちょっと黙ってろ!!!」



強行突入。Zが流体化しながら船体制御を補助、フィルがフル加速。

敵の攻撃を回避しながら、《グランヴォルク》ブリッジ下へ一直線!


Z「全方位防御シールド、いったん解除」


オルト「それやっちゃダメなやつじゃない!?」


フィル「必要な措置です。私はわりと冷たいのです」


オルト「AIが急に性格語り出すなぁぁぁ!!」



【ドッキング完了】

旗艦艦長の冷たい一言が無線で届く。


艦長「物資の到着、感謝する。君たちの行動は、味方の勝利に貢献した」


配送評価

配送品:無事お届け(ただし船体に筋肉型の打痕あり)

評価:星5

コメント:「筋肉と根性と補給で戦は成る」


オルト「……配送員なんだよぉぉぉぉ!!」




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