仕上がってるよ!
配送船《グローム77》。
今回の依頼は一見シンプル。
⸻
【配送内容】
超高級都市惑星“メガロポリスX”に宝石を配送
注意:敵勢力が宝石を狙っている
配送時間:2時間以内
⸻
オルト「なぁ…フィル。これ普通に配送員がやる仕事か? 宝石を狙う敵がいるって完全に戦争だろ」
フィル(ぬいぐるみAI)「そもそも戦争中ですそして配送員である以上、敵の殲滅も業務に含まれます」
Z「…つまり配送員は戦闘員でもある」
オルト「誰がそれで納得するか!!」
高層ビルが立ち並ぶ超ハイテク都市“メガロポリスX”。
オルトは宝石を抱えながら街中を走り抜ける。
オルト「絶対敵に狙われるじゃねぇかァァァァ!!!!」
タコ中佐「心配するな! 俺の筋肉で敵を威圧する!」
Z「…その筋肉、通報されるぞ」
ビルの屋上から現れたのは、
全身を黒いアーマーで覆った謎の敵。
「ダーク・クラーケン少佐」
少佐「その宝石、渡してもらうぞォォォォ!!!」
オルト「またまた変なの来たよ!」
オルト「名前にタコの親戚みたいなの入ってるゥゥゥゥ!!!」
タコ中佐「タコの名を汚すなァァァァァ!!!」
Z「…お前も充分タコの名を汚してるがな」
ダーク・クラーケン少佐が街中に黒いスミを撒き散らし、視界が真っ黒に。
オルト「見えねぇぇぇ!!!」
→ 道に落ちてたゴミ箱を抱えて「これが宝石だァァァァ!!!」と勘違い。
Z「落ち着け。それただの燃えないゴミだそんな物配送するな!」
オルト「誰がゴミ配送してるんだァァァァ!!!!」
宝石を目の前にしてタコとイカが睨み合いに
タコ「フンっ!」
イカ「!!ならばフンっ!」
オルト「なんかポージング合戦始まったよ!」
何処からともなく惑星住人が囃し立てる
住人「タコキレてるきれてる!」
住人「イカナイスバルク!」
ポージングを次々繰り出す両者
オルト「戦えよォォォォォォ!!!!」
Z「…むしろ配送より優先してるな」
ポージング勝負で疲れ果てた敵少佐を横目に、
オルトが全力ダッシュで宝石を配送先に届ける。
フィル「配送成功です」
配送評価
配送品:時間内に無事お届け
評価:星4.5
コメント:「筋肉勝負で敵を黙らせたのは前代未聞」
オルト「筋肉で戦争終わらせんなァァァァァ!!!!」




