表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

忠犬N 2

作者: シェブロン

犬は味の濃いものが大好きです。

僕は犬である。

種類はミニチュアダックスフンドである。

僕は食べる事が大好きだ。テーブルがかなり低いので、よく上に置いてあるご飯を隙をついてパクリと食べている。

だが、これが成功するのは、ママ(飼い主 母)が1人で食事をしている時だけだ。

だが、お兄ちゃん(飼い主 長男)が一緒の場合は、成功率が大幅に下がる。

ある晩、晩ご飯にお好み焼きが出たが、この時もお兄ちゃんが一緒だった。

僕は挑戦した。

お兄ちゃんに気が付かれないようにこっそりと、ママのお好み焼きに口を近づけていった。

だが、あと数ミリで口を捕まれた。

「バカな!気付かれていただと!?」(犬語)

僕はありえないと思った。何故気付かれたのか分からなかった。

長男「こらN!勝手に取るな!」

怒られてしまったが、僕は簡単には諦めない。

今度はテーブルの下から奪い取ろうとしたが、また防がれてしまった。

長男「仕方がないな、ちょっとやろう」

お兄ちゃんは、お好み焼きの小さい破片(ソースが殆ど付いていない)を僕にくれた…………が、そんなものに僕は全く納得していなかった。

僕はお好み焼きの破片を口に入れた瞬間、ママの足の上を経由してテーブルの上に飛び掛かった。



長男「お母さん、タオル持って来たよ!」

僕は、ママに身体を拭かれていた。

テーブルの上に飛び掛かった時に、水の入ったコップを倒し、こぼれた水が身体中に掛かってしまったのだ。

僕はママに拭かれるという屈辱に顔を歪めながら(Nは、身体を拭かれるのが大嫌いです)次こそは成功させると決意し、寝床(母の布団)に入った。

この作品は事実を若干の脚色をしています。

人間の食べ物はカロリーが高いので、出来るだけあげない方が良いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ