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すべての終わりの始まり・・・


「ただいまー」

「あ、おかえりなさい」


俺は袋を片手に持ちながら自分のフィールドに帰った

ちなみに中身は・・・


「え?それって・・・」

「ああ、別の町に行ったら見つかった・・・アイスクリームとロールケーキとチョコパフェ」

「あったの!?」

「ああ、見つかった」


ちなみに、ちょっと高かった


「これでいいのか?」

「え?あ、うん・・・」


俺は袋を手渡した

そして、俺はようやく一息つく

終わった

これで・・・すべて終わった


「それ食べたらでいいから出かけるぞ」

「どこに?」

「着いてのからのお楽しみ」


数十分後


「よし、行くか」

「わかりました」


俺はフィールドを消滅させる

ここに帰って来ることはないかもな

俺は転送魔法を使う

行く場所は・・・魔王ちゃんがいる魔王城だ


「え?ここは・・・」

「ああ、魔王城だよ。ま、俺の知っている場所とは違うけどな」


昔の魔王と戦った場所とは違った

俺もここは始めてくる

ここに来れたのは魔王ちゃんに発信機を付けたんだ

戦うのは早いと言われるかもしれない

でも、今がチャンスだ

たった二日のバイト

さっさと終わらせよう


「行って来い」

「は、はあ?」

「だから行って来い」

「意味が分かりません!!」


黒髪の勇者が珍しく俺に反論してくる


「どうしてですか?勝てるわけないじゃないですか」

「そうだろうな」

「だったら・・・」

「だから行って来い」


俺は意見を変えない

もう、魔王城の門の前だ

この門を開けてまっすぐ進むと魔王が1人座っている

そして、コンディションはどちらも同じに近い

こっちは筋肉痛

あっちは泣き疲れ


「いやです!!」

「そうか・・なら、無理やりにでも入らせる」

「!!」


俺は黒髪勇者の服を掴んで・・・門に投げつける

空中の回転方法を教えてはいない

そして、門は勇者を認識して・・・開く


「きゃあ!!」

「いたた・・・」


半日前ぶり再開だ

勇者と魔王のな・・・


「あんた!!どういうつもりなのよ!!!」


金髪の勇者は服を掴んで俺を殴る

痛くはない


「どうした?俺にかまっていていいのか?死んでしまうぞ?あいつ・・・」

「!!この外道!!」

「ああ、俺は外道だよ。魔王だから」


俺を放してすぐに向かった

白衣を着た勇者も一度俺を見てすぐに向かった

そして、元精霊は・・・


「・・・」

「行けよ」

「信じてますから」

「は?」

「このままで勝てると信じていますから」


そう言って向かった

そして、魔王城は誰も入れないようにバリアーが現れた

このバリアーが現れたってことは中には魔王と勇者とその仲間だけ

敵は1人


「貴様か・・・」

「よお、久しぶりだな・・・魔王」


あの時、魔王ちゃんを撫でている時に現れたやつ

それが、前代の魔王だ


「どうした?その恰好」

「ああ、なぜかな精霊になった」

「はは、お前がか」

「そうだな俺がだ。お前は何してるんだ?」

「家庭教師のバイトが終わったところだ」

「そうか、ならもういいか?」


元魔王は右手を前に出した

多分、俺を元の世界に戻そうとしているんだろう

俺はもともと精霊に連れてこられた

そして、俺はその手を弾いた


「?どうした」

「悪いな、まだやることがあるんだ」

「なんだ?それは・・・」

「なあ、1つ聞いていいか?」

「おお、別にいいぞ?なんでも聞け」

「お前は今・・・どういう気持ちだ?」

「そうだな。楽になったかな?魔王なんてくだらないことより精霊の方が・・・」

「そうか。そうだよな」


俺は目を閉じて空気を吸う

昔とは変わってしまった

何もかも・・・

変わっていないのは俺だけ・・・

いや、もう1人いるか

なあ?魔王


「ライトニングジャッジメント!!」

「!!」


右腕を振って雷を放った

さあどうする?

偽物の魔王


「ふん!!」

「へえ・・・これぐらいは楽勝か」

「一体何をするんだ?」

「うるせえよ。俺は今ものすごく怒ってんだよ」

「何に?」

「あんたに対してだよ。正体を・・・現せ!!」


剣を握る振る

痛みがまたはしるが気にしてられない

俺の勘だが、こいつは・・・殺しておかないといけない


「勇者様?この程度では私は倒せませんよ?」

「なるほどな・・・お前か」


よくよく考えたらこいつしかいない

魔王のことを知っていて、俺のことも理解しているやつ

それは・・・


「ご苦労なことだな。精霊さんよ」

「ほほ、残念ながらもう精霊ではありませんよ」

「位でもあがったのか?」

「ええ、上がりましたよ。神と言うね位にね」


そう言って、魔王城に張られている結界を壊した

中からは轟音が響き渡る

互角の戦いをしているようだ


「さて、あの子の力ももらいますか」

「させねえよ。いや、こういうべきだな・・・もう、遅い」


結界を俺が一瞬にして張り直す

せいれ・・いや、神様はそれを見て驚いている


「なぜ・・あなたが結界を?」

「残念ながらお前だけじゃないんだよ。位が上がったのは」


俺は胸の前で手を叩いて、フィールドを出す

あいつらと一緒にいた時とは別のフィールド

このフィールドは外から中を見れるし、中から外を見ることもできる

膜が透けているやつだ


「さあ、始めようぜ。本当の勇者と神の戦いだ」


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