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買い物&怪モノ?


次の日

当たり前のことだが・・・全員筋肉痛になった

全身筋肉痛

まあ、そうなるよな

昨日は俺の相手をしまくったんだ

今日は休みにするか


「起きてるか~?」

「・・・」


俺の頭の中でこんな言葉がでてきた

返事がない。ただの屍のようだ。と言う言葉が

まあ、普通に寝ているから大丈夫だけどな

ぅたく、起こすのも気が引けるな

ちなみに今起きていないのは勇者3人だけだ


「うごけません・・・」


精霊が筋肉痛になっている

全身筋肉痛のことはこいつを参考にした

多分、あっている


「おいおい、薬渡したからまだましだろ?」

「ええ・・・何とか動けるんですけど痛いです」

「知るか」

「そんなこといわずに~~~」

「はあ、じゃあ聞くけど何してほしいんだよ」

「・・・三秒待ってください」


・・ ・

3秒後


「なんでもいいですよね?」

「・・・まあ、少しぐらいならわがまま聞いてやる」

「服・・・買いに連れて行ってもらえませんか?」

「あっ・・・そういや、その恰好じゃ弱いか。作るのは駄目か?」

「いいですけど、ちゃんとしたのを作れるのですか?」

「一応。防御力が高いのは作ったぞ?ほらっこれ」

「え?」


俺の今着ている服を見せびらかす

一応、これも俺の作品なんだけどな


「どん・・だけ多才なんですか。あなたは・・・」

「さあな?面白そうだったから作り始めたらこんな感じになった」

「・・・じゃあ、かわいいのお願いします」

「かわいいのねえ~~。了解」

「そういや、サイズはどうするのですか?」

「え?今から計ろうと・・・」


ドガッ!殴られた

もう、普通にグウで殴られた

ビンタではないのが不思議だ

まあ、よくわからないな女心は


「なに!今の音!」


今の音で起きた!?

この子達は耳がいいのか?悪いのか?

でも確認したときは起きなかったぞ!?

多少混乱した俺であった



そして、数時間後


「はいはい。じゃあ買いに行くぞ」


俺は金を使うことが決定した

まあ、別に大量にあるからいいけどなんか納得できない

叩かれた理由もわからないままだしな


「じゃ、町に行くけど筋肉痛は大丈夫かお前ら」

「問題ない・・ヒギッ!!」

「問題ありと」

「い、痛い」

「ほら、この薬使え」


塗り薬を渡す

魔法で使ったお手製のやつだ

これも昨日買ってきた

食材ついでに買った―――いや、狩った

深く意味は考えないでもらいたい


「ふう」

「多少は痛みを和らいだだろ?」

「じゃ、行きますか?」


元精霊が言う

そんな行きたいのかよ

ある意味敵地に乗り込むのと一緒なんだけどな

まあ、いいやどうせあっちも今の勇者の顔は知らないだろ

実際、前の勇者の俺の顔は知られてなかった

そうして、服を買いに行った


「やすいよやすいよーー!!」

「いや、こっちのほうがやすいよーー!!」


市場に出かけたがまあ、普通ににぎわっている

昨日来た場所と同じだから多少は俺の顔を覚えられたかもしれない

まあ、こいつらさえばれなかったら大丈夫だろ

トラブル・・・の心配はすごくしなきゃいけないが

あいつは発信機に似たものを持たせたから大丈夫だ

なにかあったら音が鳴る

さて、みんな別行動したし、俺も―――


「いらっしゃい!!いらっしゃい」

「なあ、その剣」


見覚えがある剣が店頭の奥にあった

どこで見たかは覚えていない

でも、俺は・・・この剣を知っている


「おお!お目が高いこの剣は―――」

「いや、説明はいい。いくらだ?」

「・・・4000万です」

「わかった」


俺はポンと支払った

店主は驚いているが俺には造作もない価格だ

すぐに持ってきて渡してくれた

そして、その剣を触った途端に・・・

グサッ!!


「いたっ!?」


手のひらから血が出た

俺は剣を落として手のひらを見ると・・・

斬れていた

諸刃もろはつるぎ

いや、違う

あの店主は普通に持っていた

じゃあ、なんだ?

この剣は・・・

そう考えようとする時だった

ビー!!ピー!!

発信機が鳴っている

何かやったみたいだ

俺は剣を袋に入れて持って行った

謎の剣

これは研究してから使おう

・・・なんでこの剣にこだわるか

それは自分でもわからないでいた



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