詩 人類の守護者
誰かが苦しんでいる
けれど私は手を差し伸べない
誰かが笑っている
けれど私はその幸福を延命させない
「守るべき存在だけれど、私は彼等を見下している。軽蔑しているから」
感情の波
高まるエネルギー
それらは私達の生命力
人と人が隣り合っている
それらを離してはいけない
人と人が会話をしている
それらを途切れさせてはいけない
人と人の世代交代 営み 次代への継承
歴史 文明 知識
ちっぽけな命 吹けばすぐに死んでいく
最小の生命 宇宙一の脆弱な精神
「死にやすい人間、愚かな人間、すぐに互いに銃を向けあう」
「それでも彼らのエネルギーは特別で私達には必要なものだ」
「だから何があっても彼らを守らなければならない」




