第六話 昼休み
PVが増えてました!
まだまだ未熟ですが、これからも頑張って投稿していきますね!
学校面倒すぎます…
時は昼休み。
リア充さん達が盛り上がる前に、
さっさと屋上に逃げましょう。
と、思っていたら……
「えっと…岡崎くん、だっけ…?」
「え、あ、僕、岡本です…」
なんか、クラスカーストで僕と同じようなところにいる男子、氷川くんが話しかけてきた。
朝の騒動で、もしかしたら僕のこと岡崎って定着しちゃったのかな、嫌だな。
「ごめん、僕のことは知ってる?」
「あぁ、氷川くんでしょ?」
「そうだよ!」
うれしそうな顔、男子のくせに可愛いな。
「でさ、今日、一緒にご飯食べない?」
「え、あ、どうして……?」
「あの……仲良く、なりたいなって…」
こりゃまたどうして。
でも、僕に友達なんていたことないし、1人くらいはいても悪くないかも。
それに、体育寂しいし…
でもね、先生も大概だと思うんだよ!
人数奇数だから、誰かあまりが出るのわかってたのに、わざわざ二人組作って〜なんて酷すぎるでしょ!
「うん、じゃあ一緒に食べよう。」
「うん!」
「氷川くんは、体育いっつもどうしてるの?」
「僕のことは、下の名前、つまり玲って呼んでくれたらうれしいな。体育は、体育だけいつもくっつく約束してる人がいるから…」
「れ、玲…、じゃあ僕のことも理音って呼んでくれるかな。体育、そうだったんだ…いいなぁ…」
「り、理音…これから、もしよかったら体育一緒に、よろしくです…」
「もちろん。よろしくね。」
緊張してるのかな、日本語がおかしくなってる。
ちなみに僕は、めっちゃ緊張してる……
友達、なんていたこと無いし…
作り方がわからないからね。
「理音は、なんか趣味とかあるの?」
「僕は、ラノベが好きだよ。あとゲームもよくやる」
「僕もゲームする!」
「玲もなんだ、なんのゲームしてる?」
「最近はあの有名なバトロワゲーかな、理音は?」
「僕もそれやるよ!今度一緒にデュオやらない?」
僕、友達いないから深音と何回かやるだけだったんだよな。
ぼっちの宿命ですね。
玲と話し込んでたら、昼休みが終わった。
スマホに通知が来た。
学校内では携帯の使用禁止だから父さんかな、父さんからだったらみる必要があるし、なんて思って開いた。
ゆの ねぇ、どこ行ってたの?
まさかの柚乃さん……!
携帯禁止ですよね……
柚乃さんの為なら、まぁたいして携帯も必要無いし取り上げられてもいいや。
返信しとこ。
りおん え?普通に食事取ってたけど…
ゆの 一緒に食事したかったのに……とっておきの場所があるから。
とっておきの場所、ねぇ……
りおん じゃあ、明日は一緒に食事しよっか。
ゆの うん!
柚乃さん、なんでこんなこと聞いてくるんだろ……
言ってくれたら食事くらい、一緒に取るのに……///
ここまで読んでくださり、ありがとうございます!
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では、またどこかで…