第十話 玲と理音の関係
どうもこんにちは。
私の体験をもとに、なんて詐欺ってしまった者です。
本当にごめんなさい。
全く私の体験なんて入ってません。
本当に申し訳ありませんでした!
「ね、ねぇ!きょ、今日は一緒に帰ろうよ!」
「柚乃さん?いいよ、一緒に帰ろ!」
「やったぁ、ありがと!」
柚乃さんは無邪気。
めーっちゃ可愛いんだよな、ほんと。
僕は一応告白された側だけど、メロメロ。
放課後
「じゃ、いこっか!」
「うん」
そういえば、玲がいないな。
まぁ、帰ったのかな。
問題は、靴箱で起こった。
「あれ?靴箱のとこでなんか声聞こえるね。こんなところで固まっておしゃべりとかなんか変わってない?」
「確かに。そんなとこで会話ってあんま無いよな。」
……「大丈夫だって。岡本に言っといたから。」
僕?
「ありがと、氷川。正直あんな奴によく関われたよな。お前ほんとすごい」
氷川って、玲の名字だよね、確か。
「まぁ確かにあいつに関わるのマジめんどい。なんかおかしいし。静かすぎて話題とか考えなきゃなんねーし。」
「明日、頑張って星月さんに告白してみるよ。氷川、俺頑張ってみる!玲も手助けしてくれたし。」
「大丈夫だよ、なんか最近蔓延ってる岡本にはちゃんと協力しろって言っといたから。あと、お前ならやれる。お前顔かっこいいし。少なくとも岡本よりは何倍も。ってか星月さんも見る目ねぇよな。なんであんな奴好き好んで告白するか。今に見てろ、お前が告白すればコロッと寝返るからよ。」
「ありがとう、氷川」
「いや、お礼は星月さんと付き合ってからにしてくれ。あと、あんな奴より結城の方が何倍もカッコいいし性格だって良いんだから、大丈夫」
「俺頑張る」
「……ねぇ。これって…」
「あぁ、間違い無いね。最近僕に近づいてきた玲、もとい氷川は、柚乃さんに近づく為だったんだよ」
「うん……」
「結城君だっけ。その人よりも僕は顔が劣るだろう。だから全然僕の事は振ってくれて構わないからね。」
「……………」
柚乃さん、無言。どうしたんだろう。
「そんなこと絶対にしないからっ!!」
「え?」
突然の大声。しかも……涙を流してる……
「あれ?今のって星月さんの声だよね?行ってみない?」
「おう!」
そんな会話が聞こえる。
「うわ、岡本が星月さんを泣かしてる〜。最低。なんか見損なったわ。ねぇ、星月さん、こんな奴じゃなくて俺と付き合わない?俺だったら絶対に星月さんを幸せに出来るよ?」
野次馬じゃんか、しかもこの流れで告白!?色々おかしいでしょ……
「……………………さっきから聞いてたらごちゃごちゃと煩いなぁ……」
「「え?」」
なんか柚乃さんから黒いオーラみたいなのが見えるような気がする。
「なにがあっても貴方達みたいな平気で裏切る人のことなんて好きにならないから」
「えっ……」
「しかも結城くん?貴方どうやら氷川くんに頼んで理音くんの事を牽制してたらしいじゃない……」
「あっ……聞いてたの……?」
「そういうとこ、ほんと最低ね!人として見損なったのは貴方がたの方よ!」
「は?」
氷川がどうやら逆切れしたようだ。
あーめんどい。
「は?ってなんですか?私は正論を言ってるつもりですが」
「いやなんで岡本なんだよ!その意味がわかんねぇんだよ!俺がなぁ何日か関わって来たけどなぁ、こいつマジで意味わかんねぇんだよ。普段から女子の体が沢山書いてある本読んでてよー、気持ち悪いんだよ!そんなやつよりも結城の方が何倍も良いだろ!」
ラノベを馬鹿にする奴は許さない。
そして、柚乃さんのことを蔑んだようなことを言う奴も、許さない。
反論しようとした瞬間だった。
「あのですね……何個か良いですか?」
「あ?なんだよ?」
「私は、貴方達になんの興味もありません!理音くんにそんなことを言う人に興味なんて持ちません!早く消え去って下さい!私と理音くんが一緒に帰れる数少ない日なんです!邪魔しないで下さい!お願いです!」
そう言ってぱっと僕の方に振り返ると、
「さ、帰ろ!ごめんね、突然泣いたりして」
気丈な態度で話しかけて来てくれた。
「いや良いんだけど…あんなこと言って大丈夫だったの?」
周りを確認するけど、結構視線を集めてたみたいだ。
ついでに、氷川と結城はすぐに逃げて行ったらしく、もうここにはいない。
「大丈夫じゃない……怖かったよ……」
「こういう時ってどうすればいいんだろ……」
「頭撫で撫でして…」
「え、あ……うん……」
なーでなで。ゆっくりと落ち着かせるように撫でる。
「あのさ……私の過去の話……聞いてくれる?」
「うん……」
ここまで読んで頂き、ありがとうございます!
もし、続きが気になるなんて思ってくださる心優しい方がいらっしゃれば、評価や感想等聞かせてください!
改善した方が良い点があれば、それも教えてください!




