54.67フィート級グロリアス=グロストン号(前編)
ここから2話、船の改築およびその説明回になります。
参考は、”A〇IMUT 66 M〇GELLANO”を基本に、”同60 f〇y NEW”を用いてます。
よろしくお願いいたします。
技すら使わず倒されるシーオーガ。まだ出番はあるよ(ゲス顔)。
シーオーガの討伐で大金がもらえたので早速改修することにした。改修の影響を受けないよう、リリシアと結界魔法の足場に移動し、アップデートを済ませる。
船体が光に包まれからしばらくして、本船のようにまっすぐと下に降りた船首、白く輝く船体が徐々に現れ、そして一回り大きくなったグロリアス=グロストン号が姿を見せた。
全長67フィート、全幅約5.5m。8mほど長くなり、横幅も大きくゆとりができた。最大速力や巡行速力はそれぞれ50ノット、35ノットと変わらないが、魔石(大)を動力魔石に同期させ小型化することに成功した。また、ダイナミックポジショニングシステムやアンチローリングジャイロ、戦闘用の対物理、対魔法の結界障壁も引き継いでいる。前船との違いとしては、その大きさも当然ながら、サロンが完全に部屋化した点と、フライブリッジが新しくできたことが挙げられる。
「それじゃ船内を見てみよっか。」
「はい!」
船尾デッキに回り込み、船に乗り込む。
「ここが、船尾デッキ。広さはあまり変わらないけど、船尾ハッチが左右二カ所に別れたね。左の小さい方が倉庫、右の大きい方がコアルームになってるよ。開けることはないだろうけど、ハッチはここ押せば、引きあがるからね。」
「わかりました。」
続いて二人は、左右にあるステップを上がり、アフトデッキに上る。そこには凵型の大きなソファとテーブルが設置されていた。
「大きなソファですね!」
「6人は優に座れると思うよ。外の風を浴びながら寛いだり、外でご飯を食べたりするのに使うつもり。」
「素敵ですね♪」
そして、キャビン入り口左のBBQコンロ、右のフライデッキ用の階段、そしてその横のフォアデッキへの通路を説明し、そのままフォアデッキに向かう。
「前に比べてかなり道幅にゆとりができたね。」
「そうですね。これなら船が揺れても安心です。」
間もなく船首に着き、そこには、ソファとサンマットが融合したような両サイドが伸びたU字型のソファが設置されていた。
「横向きに座ることも、縦向きに寝ることもできるようにしてみたよ。」
「素晴らしいアイデアです。えっと、これはなんですか?」
そのソファの足元を延長するように存在する収納スペースを指してリリシアが尋ねる。
「収納スペースで、普段は蓋が閉まっているけど噴進魚雷の発射口が2門設置されているよ。」
「なるほど。ここに配備したのですね。」
「うん。」
しばらく船首からの景色を堪能して、アフトデッキに戻り、スライドガラスを開け、広々としたキャビンに入る。
「わぁ、広いです。」
「本当だね。今こうやって比べると、今までのは大分手狭だったね。」
「ふふふ。そうですね。」
大きなソファが2つ対面に置かれ、圧迫感を感じることなくリラックスできる空間があり、その先には左舷側にギャレー、右舷側にダイニングテーブルがある。ギャレーは、仕切りのおかげで縦長のペニンシュラキッチンのようになっており開放的な印象を与えていた。広さも家庭のサイズに遜色ない大きさで、コンロやシンク、冷蔵庫など基本設備の他、レンジやオーブン等も完全配備されている。食器棚は走行中を考慮して(今はガチャガチャうるさいためアイテムストレージに収納している)、皿やグラスがぶつからないようひとつひとつはめ込めるような作りになっていた。
「海を見ながらお料理できます!素敵なキッチンですね。それに二人で居ても余裕があるので、私もどんどんお手伝いできます!」
「ありがとうリリシア、よろしくね。」
一方で、ダイニングの方は、椅子が前後で対面のソファになっておりゆっくりと食事を楽しめるほか、
「わぁ、すごくいい景色ですね。」
横に設置された、足元まで確保された窓枠一杯の大きな一枚窓から広角で景色楽しむことが出来るようになっていた。
因みに、ギャレー周りを抜けると右舷側に運転席、左舷側に船内に降りるための階段があるが、運転は修一とイヴの担当なので、説明は省いた。と言っても、運転席は前船同様、タッチパネル式航海計器、ステアリング、クラッチ・スロットルレバー、ジョイスティック等をはじめ、レーダーやスラスター、測深器、ソナー、魚群探知機等も引き続き搭載しており、ほとんど変わっていない。
デッキ上の説明はこんなもんだろう。
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