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ミリオタ高校生の異世界無双物語  作者: フォッケウルフ
3/11

第一話

なんか、自分でも急展開すぎるかなあと思いましたが文章力が限界でした。ゆるちて


追記:誤字修正しました


追記2:改行して読みやすくしました。...大丈夫かな

(;´・ω・)

「.......」


小さな風の音がする...それに、微かな花の香り...


「.....!」


そこで俺は目覚めた。


「ここは...草原...か。いかにも異世界らしいスタートだな」


そう呟きながら起き上る。

立ち上がって辺りを見回してみたが、ここはどうやら一方は森で、もう一方は開けているらしい。

ちなみに、今俺が立ってるところは少しだけ盛り上がった部分になっているようで、周りが比較的見渡しやすい。そしてこの周辺には多少の花が咲いている。


「ん?あれは...道か?」


ここから見る限り、人が三人横に並べるほどの広さがあるらしい。一本道で、舗装はされていない。

まぁ、神様が中世ヨーロッパに魔法が加わったような世界って言ってたし、町の近くにあるわけでもない道が舗装されてるわけないか。


「とりあえず道に出るか」


そう呟いて歩き出そうとすると、足になにか当たった。


「あ、そういや制服着たままだったな」


確認しに下を向いたら自分が制服だったことに気がつく。

まぁ、今はそんなことは気にしないでおこう。町に入ったら目立つかもだけど、替えの服があるわけでもないし。

そして、足に当たったものを拾った。


「これは...タブレットPCか」


そういえば、兵器とかをどうやって呼び出すか決めてなかったけど、多分これで呼び出すんだろう。ちょっと開いてみるか。

電源ボタンを押し、PCを起動する。ログイン画面とかそういうのは一切なく、いきなり兵器等の一覧が出てきた。


「セキュリティガバガバかよ...」


そう言いつつも項目を確認していく。よしよし、ちゃんとどの兵器も召喚できるようになってるな。多分神様が作ったんだろうから故障はしないだろう。

...多分。おそらく。Maybe。うん、そうと信じたい。これ壊れたら俺多分生きていけなくなるかもね。仕事とか無いし無一文だし。いや、そんなこと考えるのはやめよう。あんまりフラグ立てたらほんとにそうなってしまう。


「とりあえず町に行くか」


と言うと同時に、街道に入るため歩き出す。


町に行けば何か仕事とか見つかるだろうし、異世界定番のギルドとかあると思う。まぁ無くても軍に志願して、実力見せろと言われれば見せればいいだろう。正確にいえば召喚した軍人たちの実力だけどね。いや、多少は俺の実力もあるか。指揮するんだし。


そう考えてるうちに街道にたどり着く。さて、どっちに行くか...ん?あれは...子供?なんでこんなとこ一人で歩いてんだ?ちょっと大丈夫か気になるな...行ってみるか。


そのとき、その子供とは逆の方向から音が聞こえてくる。


なんだ?足音...いや、人のじゃない...これは、馬が走ってる音か。近付いてくるな...とりあえず隠れるか。

そういや街道から5mぐらい離れた所に隠れられそうな低木がいくつかあったな...そこに隠れよう。服装的に結構怪しまれて面倒なことになりそうだし。


隠れてから少し経ったとき、足音の正体がはっきりした。やはり音の主は馬で、多数がこっちに向かってくる。

乗っている人間は皆揃って重そうだが高価で強そうなフルプレートと剣を装備している。


「あれって、騎士ってやつか?」


こういうのがいると予想はしてたけど驚いたな...つい小声で声出しちゃったよ。次からは気をつけないとな。

けど、このままだとあの子と騎士達がぶつかるな...まさか、騎士が子供を連れ去ったり殺したりはしないだろうな?いや、ありえるかもしれない。ここは異世界なんだ、俺の今までの常識は通用しないだろう。

一応武器を出しとくか。敵の数は...20人ってとこか、結構いるな。


さて、何を装備しようか...主武装はKar98kでいいか。一応服もドイツ陸軍の戦闘服にしてと。装填する暇なさそうだけど、一応予備弾倉は一つだけ用意して...あ、副武装ってことでモーゼルC96も装備してっと。お、これ20発弾倉じゃん、めっちゃ撃てるな。もしもの時のためにこっちも予備弾倉一つ用意しとくか。装備確認.....よし、大丈夫だな。

さて、そろそろ騎士達があの子の所に到達する頃か...


ドドドドドドドドド.....


馬の走る音が近づいてくる。騎士達は子供の存在に気付いたようで、速度を落としながら子供に近づき、やがて子供の目の前で止まった。子供のほうも俯きながらながら歩いてきてたので、隠れている場所からそう離れてはいない。


「20mってとこか...あれは、少女か...13歳ぐらいか?」


小声でそう呟きながらKar98kを構え、照準を隊長らしき先頭の人物に合わせる。距離が近くなっていたので子供が少女だということもわかった。騎士達は何か話し合ってるようだ。


「まさか、乱暴にしたりしないよな...」


先頭の奴があの娘のほうに向きなおったな、話し合いが終わったのか?

その時、先頭の男が乱暴に少女の腕を掴み、引っ張る。そして剣を引き抜き、ゆっくりと少女の首元まで移動させる。


「...!野郎、本気か...!?」


あの娘が相当怖がってるのがわかるぞおい!あいつ、騎士とは思えないな...国民を守るための軍と騎士だろうに!


「躊躇うな、撃つしかないんだ、撃て!俺!」


そう小声で自分を叱咤して、引き金を引いた...

Kar98kとモーゼル96選んだのは陸戦ならドイツのほうが強いと思ったからです。ただそれだけです()

なにか兵器の要望があれば感想のとこに書いてください。なるべく出せるように善処します。

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