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大罪と魔女シリーズ

時の魔女と傲慢

作者: リィズ・ブランディシュカ



 この世界には、分からない物が多すぎる。

 だから臆病な人は、なかなか前に足を踏み出してくれない。

 踏み出しさえすれば、なんだって、どんな事だってきっとできるのに。

 僕は人間の可能性を信じている。

 彼等の背中を押してあげないと。


 だから、過去と未来を自由に行き来できるようにしてあげよう。


 自分の行く末も分かる。

 自分の根源も分かる。


 素晴らしい事だろう?


 後は的確に助言をしてあげれば、きっと本来よりもずっと前に進める。


 僕はこう見えても、人の可能性がよく分かるんだ。

 だからきっと、適切な助言をしてあげられるよ。


 だから、もっともっとそこよりも前に進んでおくれ。


 あれ。どうしたんだい?


 どうしてみんな、地面に這いつくばっているんだい。


 立つ事すら、前を向く事すらしていないじゃないか。


 一体なんで、どうして?


 変えられない過去なんて、受け止めて強くなればいいじゃないか。

 落ちぶれた自分なんて、今から頑張って回避すればいいじゃないか。


 君達の可能性って、それしきのことでダメになる物だったのかい?


 それに、僕の言葉って、そんなに価値がなかったのかい?



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