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ありったけの想いを  作者: ゆきち
第一章:異変は突然やってくる
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第2話 波乱な一日




「雪人。昇降口まで一緒に行こうぜ」


 今日のお勤めを終えて、ノロノロと帰りの支度をしていると、帰りのHR前に準備を終えていた半田が声をかけてきた。それに俺はあくびを噛み殺しながら「ああ」とだけ返して、半数以上がまだ残っている教室を出る。


「雪人はこの後バイトだったか?」


「ああ、自称神どもに下げたくもない頭を下げに行ってくるよ」


「何で変な客が来ること前提なんだよ……」


 完全に否定できないからか、半田は苦笑いする。ちなみに半田も同じバイト先だ。

 部活もやっているというのに、中々タフな奴だなと常々思う。


「そっちは今から部活か?」


「おう。夏には大会があるからな。いつも以上に頑張らないと」


 拳を握ると、少年のように目をキラキラさせてそんなことを言った。

 こういう無邪気なところが現代の女子高生には魅力的に映るらしい。


「いつも以上に張り切るのは良いけど、程々にしとけよ」


「何でだよ?」


 半田はキョトンと首をかしげた。

 その反応に俺はため息をついて。


「お前主人公っぽいから、大会に向けて張り切ったりなんかしたら怪我とかして、挫折を経験したあとにそれを乗り越えていきそうだろ? イケメンは顔だけにしてもらいたいね」


「雪人は俺のことをなんだと思ってるんだよ……」


 抗議の視線をこちらに向けてくるが、無視してそのまま別の話題へと移った。





 昇降口で半田とは別れ、俺はバイト先であるファミレス店に向かう。


「こんにちは」


 挨拶をしながら休憩スペースに入ると、休憩中の店長がまるで俺が来るのを待っていたかのように「きたきた」と小声で呟きながら立ち上がった。


「こんにちは相川あいかわ君。丁度良いところに来てくれたね」


「お断りします」


「何でだい!?」


 穏やかな声音で挨拶をした店長に先回りして断ると、店長は慌てた。

 それも一瞬のことで、すぐにコホンと咳払いをして、気を取り直す。どんな面倒事を頼まれるのだろうかと、来て早々に若干ナーバスになりながら言葉を待っていると、ガチャリと女子更衣室の方からドアの開くような音がした。

 音の方へ目を向けると、どこか緊張した面持ちの小柄な女の子がそこにいた。肩までは掛からない程の長さの黒髪ショートと少しキツい猫目が特徴の少女。その顔には見覚えがあった。

 少女も再会に驚いているのか、目を丸くさせていた。


「き、君は……」


「おや、知り合いかい?今日から一緒に働いてもらうことになった楓乃かえのさん。知り合いなら話しやすいだろうし、フロアの仕事、教えてあげて」


「……はい」


 少し溜めた後に返事をすると、それに苦笑いした店長が後は任せたといった感じで、足早に奥へと引っ込んでいった。


楓乃遥かえのはるかです。よろしくお願いします」


「あ、ああ、俺は相川雪人あいかわゆきとだ。今日からよろしく」


 突然の再開に驚きながらも、軽く自己紹介を済ませて俺達はフロアへと出る。

 そこで今日やってもらったのは二つ。食器を奥に下げることと、空いたテーブルを拭いていくことだ。そして今は、食器を片付ける場所を教えていた。

 黙ってやるのも何か気まずかったし、気になることもあったので質問する。


「楓乃、俺のことって覚えてるか?」


「あ、はい。階段で海を眺めていた人、ですよね」


「そうだ。そういう君は、知らない人に都市伝説を聞いて回る不思議ちゃんだったな」


「だから違うってば――あっ!」


 楓乃は急に声を荒げると、手元が狂い、持っていた皿が宙を舞った。俺は咄嗟に手を伸ばし、何とかキャッチすることに成功したが、安堵するのも束の間、パリーンと皿が割れる音が足元から聞こえた。

 あれ? と思いながら手元を見ると、先程まで自分が持っていた皿がなくなっていた。


「センパイ、カッコ悪いです……」


「誰のせいだと思ってる?」


 硬直する俺に、ジト目で追い討ちを掛けてくる楓乃に負け惜しみのような言葉を口にすると手早く割れた皿を片付けた。

 それからまた業務を再開する。


「そういえば、何であの時あんなところに居たんだ?」


「え? うーん……」


 大した質問はしたつもりなかったのだが、楓乃は顎に手を当てて考え込んでしまった。


「よく、分からないです」


「なんだそりゃ」


「考え事をしていたら、いつの間にかあそこに居て……」


 あはは、と楓乃は苦笑いをするが、何かを誤魔化してるように感じる。だが、俺は夢遊病か何かかと適当に思うことにして、そこには特に触れないことにした。


「そういうセンパイは何であそこに?」


「ん? 俺か? 俺は心理の探求のために」


「……え?」


 暫しの沈黙の後、楓乃は聞き返した。

 自分でも何言ってるか分からないが、実際にあの時はそんなことを考えていたわけだし、間違えではないと思い説明を始めた。


「気分が沈むと、人って何故か海で黄昏たくなるだろ?」


「そうでもないと思いますけど……」


「いいやそうだ!」


 強く言い切ると、呆れたような声で楓乃は聞き返した。


「じゃあセンパイは、何か落ち込むような出来事でもあったんですか?」


「いんや、別に」


「え? だったら何で……」


「ただ、何で海を見たくなるのか気になっただけだが?」


「つ、つまり?」


「心理の探求だ」


 そう締めると、楓乃は溜め息を吐くと仕事に集中してしまった。

 その後、取り残されたような気がして、なんとなく気まずくなり、無難な話題を振る。


「楓乃って確か、俺と同じ海越高校なんだっけ? 一年?」


「あ、はい。そうです」


「そうか……」


 会話は速攻で終わった。

 自分のコミュ力のなさを呪った瞬間だった。そこでどうしようかと悩んでいたところに、いつの日か半田に教わった、人と話す方法について思い出していた。

 半田曰く、特に何も考えずに喋ると意外と喋れるというものだ。

 俺は早速それを意識して、パッと頭に浮かんだ事を口にする。


「なぁ楓乃」


「何ですか?」


 フォークやナイフを拭く手を止めずに、聞き返してきた。

 俺もまた、手を休めず話を進める。


「出会って間もない奴とって、何喋れば良いんだろうな」


「それ出会って間もない人に聞くことですか!?」


 思わぬ質問をされたと言った様子で驚いて手を止めた楓乃に、何か間違ったかと内心首を捻るが、作業を続けながらめげずに実践する。


「だってお互いの事を何も知らないのに、一体何を喋れば良いんだよ?」


「いや、取り敢えず趣味とか特技とか聞けば良いんじゃないですか? そこから会話を広げれば自然と友達になれると思いますけど……」


 少し戸惑いながらも、楓乃は友達の作り方を教えてくれる。

 やはり、半田の言っていたことは間違っていなかったようだ。


「じゃあさ、ちょっと手本を見せてくれよ。俺と友達になってみせてくれ」


「どんなお願いですかそれ……まあ良いですけど」


 楓乃は呆れ顔で渋々了承すると、食器を戻す手を止めてこちらへと向き直る。


「センパイは、趣味とかあるんですか?」


「趣味? いや、特にないな」


「じゃ、じゃあ、特技は?」


「これと言ってないかな?」


「休日は何して過ごしてるんですか?」


「バイト」


「センパイ……」


「なんだ?」


「生きてて楽しいですか?」


「ちょうど俺も、そんな質問を自分にしていたところだ」


 特に気にしてないように言う俺に、楓乃は少しの間ポカンとしたかと思えば、ぷっと吹き出した。


「何だ?」


「あ、すみません。なんかセンパイがおかしくって……」


 どの辺が面白かったのか首を捻りながらも、考えなしに喋る作戦に確かな手応えを感じていた。


「そうか。なら、友達になれそうか?」


「それはちょっと……」


 無感動に言うと、楓乃は嫌そうな顔をした。

 それに若干落ち込んだように見せると「冗談ですよ」と彼女は悪戯っぽく笑った。

 それからの業務はつつがなく進行し、終わりを迎えた。

 今日は一段と疲れたような気がして、休憩室で肩を回していると「お疲れさまです!」と楓乃が初バイトだと言うのに疲れを感じさせない明るい声で挨拶をして、女子更衣室へと引っ込んでいく。それを横目で見送って、視線を目の前に戻すと、ふと視界の端に異物が映った。

 水色の生地に上品な刺繍の施されたハンカチ。

 落とし物だろうか? 少なくても俺にそのハンカチは見覚えがない。


「楓乃か?」


 先程そこを通って女子更衣室へと向かった一人の少女の名前が頭に浮かぶ。

 俺はしょうがないなと、重たい腰を持ち上げてハンカチを拾うと、背後で勢いよく女子更衣室のドアが開いた。

 驚いて振り返ると、妙に焦った顔をした楓乃がキョロキョロと何かを探すようにしていた。

 その様子を察して、手に持っていたハンカチを掲げる。


「おーい、楓乃。これお前のか?」


「……ッ!?」


 そう声をかけると、楓乃は一瞬だけ身体を震わせて視線を俺の手で固定して口をパクパクさせた。

 どこか様子のおかしい楓乃を不審に思い、近づこうと一歩踏み出したところで、今までパクパクとさせていた口からはっきりとした声が発せられた。


「センパイが……そんな人だとは思わなかった……」


 幻滅したように言った楓乃の顔は、怒りのせいか顔が赤く、僅かに涙目だ。

 そこでようやく何か勘違いされてると気がついて、慌てて確認をとる。


「え、ちょっと待てよ。何で怒ってんの……」


 そう言った瞬間だった。手を下ろした拍子に持っていたハンカチが開いた。

 それを見た瞬間、俺は言葉を失った。楓乃が狼狽えた理由と怒りの理由が分かってしまったから。

 ハンカチだと思っていたそれは、誰がどう見ても女性用の下着だった。


「……何か言うことは?」


 黙り込む俺に言ったその声は怒りと羞恥で震えている。

 まさか自分も勘違いしてたとは思っておらず、俺は必死に弁解する。


「違うんだ楓乃。俺はこれがハンカチだと思って……」


「そんなわけないじゃん! 少し変だけど、親切で優しい先輩だなと思ってたのに、女の子のパンツで興奮するような変態だとは思わなかった!」


「待て待て待て、どんどん話がおかしな方向に行ってるぞ? 俺は興奮なんかしてないし、第一にこれがパンツだって気がついたのは今だ」


「そんなの信じられない!」


「だから……」


 そこで、平行線になりかけた会話で妙な疑問が頭によぎった。

 急に黙った俺に、今だに警戒心を剥き出しにしている楓乃が次の言葉を待っている。


「な、なぁ楓乃。今ここにパンツがあるよな?」


「だからなに? というか、早く返してよ」


 パンツがまだ俺の手にあることを思いだし、手のひらを向ける。

 だが俺は止まらない。

 怒られるのは分かってる。だけど、聞かずにはいられなかった。

 今日バイト中で実践した、初対面との会話術が裏目に出た瞬間だった。


「いや、ふと思ったんだけど、ここにパンツがあるってことはまさかお前――」


 途中から何が言いたいのか分かり、楓乃の顔がみるみると赤くなっていき。


「ちゃんと履いとるに決まっとろーが!」


 羞恥に染まった楓乃の口からどこぞの方言があがった。


「もう信じられない! サイテー! 変態!」


 羞恥で思考が回らなくなってきたのか、小学生の女の子のような罵声を浴びせてくる。

 それに一切動じず、無視して続けた。


「なら聞くけど、何でここにパンツがあるんだ? 予備を持ってきていたにしても、仕事中に持ち歩いていたって言うのも不自然な気がするんだが?」


「……ッ!?」


 そこで急に楓乃は罵倒していた言葉を詰まらせた。

 続く言葉も力無く。


「それは……その」


 冷静になったように見える表情とは裏腹に、ただでさえ赤かった顔をさらに赤くさせて言い淀んだ。

 流石に可哀想に思えてきたが、ここで退いてしまえばあらぬ誤解が広がってしまう。


「……から」


「何だって?」


 聞き返すと、楓乃は恥ずかしそうに服の裾をキュッと掴み、涙目で睨むと。


「やけん、ハンカチと間違えたけん、ずっとポケットに入れとっただけばい!」


「お前も間違えてんじゃねぇか!」


 俺の盛大なツッコミが休憩室に響いた。

 要するに、ただの八つ当たりだったわけだと結論付けた。

 誤解を解く事は最初から無く、俺に自分のパンツを履いている状態のを見られた訳ではないとはいえ、思春期真っ盛りの女子高生が年の近い異性に見られた上に触られたから焦ったのだろう。

 それから少しの間、俺が楓乃を宥め、ようやく落ち着きを取り戻した。


「さてと、弁解を聞こうか?」


 冷静さを取り戻してしゅんとした表情で正座している楓乃に、今度は立場が逆転した俺が強気に出る。

 すると楓乃は力無く笑って「あ、あはは……ごめんなさい」と謝罪した。

 そしてまたしゅんと落ち込んでしまう。

 反省するのは良いが、それはそれで面倒だなと自分の頭を掻いて、やっぱりもう少しからかおうと思い直す。


「あー、傷ついた。まさか下着泥棒扱いされる日が来るなんて思ってなかったからさー」


「そがんはらかかんでもよかとに……」


 小さく口を動かした楓乃の口から再び聞き慣れない言葉が溢れる。

 今回ばっかりは外国語なんじゃないかと思うくらい日本語の原型がなく、俺は首をかしげた。


「えっ、なに?」


 妙な視線を受けていることに気づいて、楓乃は肩を震わせた。


「さっきから気になってたんだが、それ博多弁か?」


「なんば言いよっと?」


「『何を言ってるんだ?』って言いたいのか?」


「あ……」


 いつもは隠しているのか『しまった』といった顔で口元を押さえた。

 それに苦笑して、そろそろ帰ろうかと思い、立ち上がる。


「まあ今回の件はこれぐらいにしておくよ。からかわれて赤面した楓乃も見られたしな」


 そう言って立ち去ろうとして、荷物を取りに行くと「待って」と呼び止められた。

 俺は立ち止まり「ん?」とだけ返して、言葉を待つ。


「……わかったよセンパイ。じゃあ今から、センパイの気が済むまであたしを罵って!」


「何が『じゃあ』なのか意味がわからん。何の罰ゲームだよそれ。実際のところあんまり気にしてないし、赤面した楓乃が見れて満足だって言ったろ」


「それじゃあ、あたしの気が済まない!」


「知らねーよそんなもん」


「良いから!」


 ものすごい目力で言われた。

 俺はやれやれと思いながら向き直り。


「ゴ、ゴミー、カスー」


 棒読みでそんなことを言った。


「もっと! もっとあたしを罵って!」


「なぁ、これ本当に罰でやってんだよな?」


 なんだか特殊プレイをしているようで、若干イケナイ気持ちになる。


「はぁ……仕方ない。後で怒んなよ?」


 この状態を誰かに見られるのも不味いと思い、そう決した。

 俺は息を吸い、楓乃は待つ。

 そして。


「この薄汚ねぇ雌犬が。人様を変態呼ばわりして、謝罪の一つもねぇのか?」


 今まで発したこともないような罵倒に、どうしようもない恥ずかしさが込み上げてくる。

 そしてそんな言葉に、楓乃は律儀にも頭を下げた。


「す、すみま……」


「あん? よく聞こえねぇなぁ!」


 チンピラのようにポケットに手を突っ込んで、頭を下げている楓乃の顔を下から覗き込む。


「すみませんでした!」


 そう言葉を発すると、俺はニヤリと笑い、ヒートアップさせる。


「ちげぇだろ! 犬はなんて鳴くんだった? よく思い出してみろ雌犬が!」


「わ、わ……わ」


「なんだ、言えねぇのか? ったく、これだから野性動物は困るぜ。ククク……アッハハハハハハハハハハ!」


 額に手を当てて高笑いすると、がちゃりと嫌な音が鳴った。

 ギギギと音がなりそうな動作で二人は首を回すと、そこには入店時に会った店長がそこに居た。


「君たち……何してるのかね?」


「店長!?」


「いつからそこに?」


 二人して驚き、その瞬間に弁解の言葉を必死に組み上げていくと、店長が穏やかな声音で。


「ちょうど『もっとあたしを罵って』って辺りから」


 二人を絶望させた。


「一番問題なところから聞かれちゃってるじゃん!」


 まるで俺のせいだと言わんばかりに楓乃は両腕を上下に振って詰め寄ってくる。

 それを押し退けて、俺は店長に身ぶり手振りを加えて説明していく。


「て、店長違うんです。変態なのは俺じゃないんです! 俺は強要されただけなんです」


「むしろ強要していたように見えたんだけど?」


「そう、なんですけど、そうじゃないんです。強要するのを強要されたんです! 変態なのは彼女だけです」


「な!? ち、違うから! あたしだって罵られて喜ぶ変態なんかじゃない!」


 思わぬ裏切りに楓乃が顔を真っ赤にしてポカポカと叩いてくる。

 普段ならその行動を微笑ましいなと思うのだが、今はそんな穏やかな心境にはなれなかった。

 そうして二人でじゃれていると、コホンと店長が咳払いをした。

 俺達は動きを止めて、審判を待つ。


「仲良くなるのは良いことだけどね、そういう特殊プレイはプライベートでやるように」


 勘違いしたまま店長はそう締めると、すたすたとマネージャールームに引っ込んでいった。

 それを見送り、俺達は顔を見合わせると。


「「話を聞いてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」」


 絶叫とドアを叩く音が店内に響き渡った。

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