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『猫取り戻し作戦の計画』

――この章では『なつ』ではなく『猫』と表記しています。理由はep2に書いてあります――

猫を手放したあとは、本当に猫の事しか考えられなかった...



呼べば、よちよち歩きをして「ニャー!」と鳴いて寄ってくる「猫」

頭をなでてあげれば、ごきげんな顔で喜ぶ「猫」

「ご飯欲しいの?」と聞くと、めっちゃ喜んでミルクをごくごく飲む「猫」

夜寝る時に、「寂しいから布団に入れてー」という感じに布団に潜り込む「猫」

寝ている時に見せる可愛らしい姿と可愛らしい顔の「猫」

せっかく作ったおトイレを、遊び場にしてしまう「猫」



「猫」「猫」「猫」「猫」「猫」「猫」自分の頭は「猫」で一杯になっていた。

でも、もう「猫」はいないんだ...寂しいな...


その時の自分は2つの思いを持っていた。


((里親に出したのに取り戻す!?

 一度決めた事を取りやめる!?

 わざわざ里子を預かってくれた叔母さんに失礼じゃないか!))


<またあなたは自分の正直な気持ちを封印するの?

 将来「あの時こうした方が良かった」って絶対後悔するよ!

 自分のやりたい事や言いたい事我慢しない方がいいよ!>


両方自分の「猫」に対する思いであり、どちらを選択しても間違いではない。

こうやって色々考えをめぐらし、だんだん自分の「猫」対する思いが強くなった!



(そうだな、やっぱりあんな可愛く「自分が育てた!」って自信持てる猫は今後現れないだろう。そんな後悔するくらいなら恥ずかしくても理にかなってなくても行動する事、ベストを尽くす事が大事だよな!後での後悔より「今何かやっての後悔」の方が絶対いい!)



自分の考えは決まった。ただ妻にはまだ言わない事にした。

実行するには、きちんと計画を立てて実現に近づけなければならない。


『猫取り戻し作戦』の計画を整理すると、


 ①ペット禁止の賃貸マンションで「猫」飼う方法を再度考える

 ②最近水回りや備品の老朽化が進んでいるのでこの機会に「引っ越し」を考える

 ③自分の実家と妻の実家で飼えないか再度頼んでみる


一番良いのは①だが、ここをひっくり返すのは相当大変である。

②の「引っ越し」は、お金がかかるけど自分の決意は固い事を表している。

③は、自分が「猫」を飼いたいので会いにいくだけというのはあまり意味がないかも?


小さな作戦だが、「(さい)は投げられた」(続く)

第2章は『猫を拾って育てる』『猫を里親に出す』『取り戻し作戦⇒その結果は・・・』といった感じで続きます

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― 新着の感想 ―
「猫」への深い愛情と葛藤が感じられました。 失った後に募る想い、理性と本音のぶつかり合い、そして「行動する勇気」への決意が丁寧に描かれていて共感せずにいられません。 「今何かやっての後悔の方がいい」と…
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