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78 後悔

本作品は群像劇です、目線、日時にご注意下さい

8/21 8:10


ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン


ンックンックンックンック

ガツガツガツガツ

モグモグモグモグ


ガツガツガツガツ

モグモグモグモグ



ここは遺跡町の食事処



「あ、、あのぉ~」



ンックンックンックンック

ガツガツガツガツ

モグモグモグモグ



先程店が開いたばかりだ



「くあああ! 生き返ったのぉ~ おっちゃん!もっかい同じ量持って来て~」


「むぐむもぉ」(私も)


「もめもっ」(俺も)


「はふはふ、あっふ もぐぐ」


「ジンさんは良いとして、、巫女様とアルは、なんて言うか  もうちょっとゆっくり食べたら? 女の子なんだし」


バルが前の肉を切り分ける中


「もぐもぐ、ズズ、、うむ、皆での食事はやはり良いものだな!」

エルフはニコニコ顔でスープをすする



「いや、全然  ご飯くらい良いんですけど、良いんですけどね?これくらい」

茶髪の青年は自分の財布を一度確認する

(、、、差し上げる予定の金銭はここで使ってしまおう、、、)


明らかにバッドタイミングだろう

茶髪の青年、商人リッツが巫女に目をつけられカツアゲにあったのは言うまでもない



「やっと見つけた ズルいですよ~皆さんで先に食べちゃって~  あ!リッツさんおはようございます~、一名追加でお願いしますね?」


「あ、あはははは これはこれはどうも いや~、あははどうぞどうぞ~」

字の如く命の恩人、シフが微笑みながら店に入って来る




ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン


相変わらずの量が机に並ぶ   ジンとシエルの分は聞こえなかった様だ


「むぐぅ!」

ジンの目が光り、酒へと手を伸ばす

【ソレは私のだ!】

(な、なに!? ロリ巫女め! コイツ、直接脳内に)


咄嗟にシエルを見ると両手に持った串焼きを頬張りながらジンを睨み付けている


【ソレに手を出したのなら、この店ごと消し飛ばす!】

(いや、だから直接語りかけてくんなって)


「、、、と言うようなやりとりに見えるが、これはあっしんじゃからな?」

赤鬼がジンの手を握りながらシエルを呆れ顔で見る





3~40分が経過した





「ですので とくに、変わった様子はありませんでした」


「ん、分かった」

巫女と従者が小声でやり取りをする

「おい!商人」


「え? あ、はい?」

一旦清算を終え戻ったリッツが小首を傾げる


「私は王都大聖堂の巫女シエルだ  先程ここの代理を王都へ向かわせたが機密事項でな、ここ以外の場所で安易に口にするなよ?」


「、、、へ? 王都の巫女様?  え、えぇぇ!?本当ですか?」

目を丸くしながら後ろへ一歩下がる


「あ?   、、、!   最近はコイツの喫茶店にいるから何かあれば訪ねろ」

一瞬だけ何かを閃いた様に眉が動く


(すごいすごい! ここ数日で此処までコネが出来るなんて!)

「は、はい! ぜひ今後もご贔屓ひいきに宜しくお願いします!」



(あの人、、何か良い様に使われそう)

バルが食後のコーヒーに手を付け横目でリッツを見る

「今食している物無くなったら一度戻りませんか?  色々と話をまとめたいので」


アルがアイスクリームを頬張りながら肩をぎくりと揺らす

「あ、、あたしも~、、話さないとだもんね」


ゆっくりと目線をシエルに向けると

【クソガキは帰ったら説教だからな!】

一瞬だけアルを睨む

「ひぃ、直接脳内に~」


「はいはい、それはもう俺がやっちゃったから  あ! だけどさラフィがトイレから帰ってこないぞ?」


「もぅ! ジンは少しだけ配慮が足りないからモテないんじゃないの?」


「な、にゃ~にぃおぅ!? 小娘が知った口を~」

アルの頬を三十路が引っ張る、、軽いセクハラである



カチャリ



「うぅ」


「ふぁ!ふぇふぇひはひょ」(あ!出て来たよ)


「すまない」


「いや、大丈夫 良いよゆっくりで」


「お腹が痛い」





・・・





リッツ以外の全員が目を合わせ合点がいく











(あの液体じゃね?)


エバちゃんが淹れた液体は食物繊維たっぷりの青汁です(ちょっと古い)

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