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転生したのに何も出来ないから、、喫茶店を開いてみた  作者: k
二章

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65/494

62 賛同

本作品は群像劇です、目線、日時にご注意下さい

8/20 10:15


ギルドのキッチンからは味噌の香りが漂う


「ちゃんと金は持って来てるんだよな?」

亭主が今朝の残った具材でおにぎりを2つ、それと乾燥ワカメで簡易味噌汁を作って二人の前へ置く


「むぐむぐむぐ、、 は? 」


「え? は?って!?  なんで は?」

(あれ会話通じないのかな?)


「大丈夫ですよ、多少は持って来ましたから」

従者が申し訳程度に小銭を丁寧に並べる


「いやいやいや! なんで300円?大丈夫じゃないじゃん」


従者としてはわざとなのだろうが不思議そうな顔をしている


「なんでシフまでおどけてんのよ、あ~も~貰いもんの材料だしこれで良いよ」

ジンはカウンターに置かれた小銭を回収すると食後用の作業に入る


「ははは、助かります 良かったですね~シエル様」


「ん、うまいうまい」


(、、ま、言うて最近ソコソコまわってるし良いか)


「あ、でさ~」



シエル達が食べている間、簡易的ではあるが亭主が持っているだけの情報を説明した



水質検査の依頼が偽物で巫女暗殺が目的とされていた事

そこでバルが助けられたエルフが族長であり、シエルに会いに来た事

依頼先の遺跡街の村長は王都から来たばかりの者だと言う事

そしてその真相を明らかにする為、アルを筆頭にバルとそのエルフの族長ラフィが今朝方向かった事


途端


巫女の表情が険しくなった


「ぁ?なんでそいつらが行くんだよ」


「え、いや早々に動いた方が良い 的な?」


「私が狙われていようがお前らには関係ないだろ!」

珍しく小さな巫女が大声をあげる



・・・



少し間をおいてから赤鬼が口を開いた


「そんな悲しい事を言うでない、アルも何か目的があった様に見えるがロリっ子に恩を返したかったんじゃろ」


なだめる様、綺麗な銀髪に手を置く


がその手は払われた


「一度目と二度目の虫らの襲撃、タイミングが良すぎる上にあの魔導士共だ!  私が狙いなんじゃないかと薄々は感づいていたさ 考えてみろ!そのせいで、、この村は壊滅したんだぞ!?」

巫女の声は荒々しく、だが悲しげな瞳が胸を突く


「シエル様、、それは」


「二度目の時だってカセン お前がいなかったら恐らく、私のせいで港も終わっていたハズだ」


「、、なら、良かったじゃないか、あっしのタイミングが合ったのもジンのギルドがあるからじゃろ」

赤鬼は中瓶を一気に煽る


「この村がシエル暗殺と関わってるかどうかは別かもしれないだろ!?」

亭主も思わず声量が上がる



「あの時、吸血鬼は首飾りを見て私を巫女か?と認識し『良い土産』と言った そういう事だ」


「尚更!じゃあ尚更リィン達の為にも全部解決しないとだろ!? お前のせいじゃない、ソイツラのせいだろ!! アルもバルだって解決の為に動いてる シエル お前の為に動いたんだ!     もう仲間だろ?そんなに卑下ひげすんなよー」




亭主のくし立てる様な言葉は空気を変えた




「   クソが、、だとしたら だ!」



ダン!



巫女はカウンターを叩き、立ち上がり

壁に貼り付けてある依頼表を勢い良く千切ると雑に記入を始め


それを


「おい! ロリコンマスター、半裸の鬼」


ジンとカセンの机に叩きつける


「天下の巫女様からこのギルドに依頼だ、力を貸せ!」



「なんで『依頼してやってる』なの!?」

(確かに以前そういう顧客も沢山いたけども~、、ってかロリコンマスターって)


「お~お~えっらそうにのぉ」


「、、うちの巫女様が申し訳無いです」






日時:今から

場所:遺跡

内容






クソガキ達の救出






その他の枠は空白になっており金額も勿論未記入だ


「私のせいでまた、、いや、もう二度と犠牲が出る事は絶対に許さん  さっさと準備しろ」




こうして一同は大急ぎで遺跡へと向かう事になった


ちょこっと伏線回収

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