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53 錯誤

本作品は群像劇です、目線、日時にご注意下さい

8/20 4:30


「お~、そうじゃバルよ」

出発準備をするバルに赤鬼が話しかける


「あれ、おはようございます 何かありました?」


「あそこの今の代表が王都から来たばかりって行商人の兄ちゃんが言っておったのを思い出してのぉ」


「それは? どういう?」


「本当にロリ巫女狙いなら色々確定じゃよ」


「、、、巫女様を邪魔に思っている者が王都にいる、と」


少し考えたが自然と答えが出た


「そうじゃの、港で襲って来た連中も顔見知りじゃと言うとったしの  そこでじゃ!」

赤鬼はにししとたくらみ顔をする







8/20 9:10


(あの人はキャラに似合わず頭が切れるな~)

バルは代理の中年男の後ろを歩きつつ


確信していた



「もう少ししたら遺跡に着きますからね~  そう確かそこで見たんですよ、その名前の~」

男はチラチラと後ろの三人を確認しながら話を続ける

「キドナさん?でしたっけ いや~ね、私は良く分からないんですけどね 何やら科学者だとかで」


「キドナ? あたしもなんか聞いた事あるような?」

アルが最後尾から声を出す


「今じゃ世界的に有名な人だから たしか本なんかも書いてた筈」


「ホント? ん?でもさ~その人って今なんか関係あるの?」

後半の声は小さく、バルの服を引く


「まぁ ちょっとね」


(この子には後で説明するとして、、)


平和の為に動いている巫女を暗殺したい者達だ



『破滅』と関係がある可能性が高い



「ひっく   ひっく」






一行は欠けた石畳を通り、廃墟の様な遺跡の入口へと到着した



「お~、なんか文明!って感じがしてカッコイイね」

アルのテンションが上がる


「代理殿、この辺りには例の機械人形はいないんですか?」

バルは周囲を警戒しつつ少し前を歩く男に問う


「全然全然、この先もう少し行くと少しいますけど全然何かして来るロボットじゃないので、あ! 全然全然とか少し少しって言い過ぎですかね? ハハハハ  ではもう少し少し行きましょうね~」


・・・


「あたし、、テンション上がってたのが馬鹿らしくなって来ちゃった」

ツインテールが我に返らされた感をそのまま言葉に出す



「ひっく   ひっく」






歴史を思わせるアーチをくぐり

モニュメントの様な物が並ぶ部屋に着く


「ここですここ!」

代理の男が足を止める


「ほら! 見て下さいここの文字に キ ド ナ  と書いてありませんか?」


汚れまみれではあるが不思議な形をした何かの下には確かにキドナの文字が刻まれている



「確かに  作者 という事ですかね」


(、、あてが外れたか)

キドナと繋がりがあると踏んでいた為ガッカリである


「いや~ね、私も全然こんな所まで来ないんですよ~ ただどこかで見たな~どこだったかな~?と考えてたらピンと思い出したんですよ」


「なるほど、ですね」


「お役に立てましたか?」



「、、では代理殿  先程港町の件を聞きましたよね」


「え、あ はぁ」


「本当に詳しくは知らないんですよね?」

バルがゆっくりと立ち上がると


へらへらしていた男は少し真顔に戻った


「いえ、はい知らないですよ? 行商の、彼はなんといったかな~あ、いえね沢山やり取りしていますのでね、本当に カセンさんとシエル様が解決した~くらいしか」


「行商の方と言うのはリッツさんですか?」


「あ~そうですそうです!確か、あの若い茶髪の」

「リッツさんは王都に向かってからまだこちらには来ていないと思いますが?」


「あ~いや~! 港方面から来た人~だったかもですわ! うん、確か」


「もう、知っている事を教えてもらえませんか?」


「だから!!知らないですってば!!!」

追い詰められたのか男は大きな声を上げる



・・・



(え、もう怪しさ抜群じゃん)

アルは座り込み、キドナと書かれた文字のモニュメントを弄り始める



「はぁ、、じゃあなんでカセンさんのお名前をご存じなんでしょう?」


「え? いや! え?」

「それと」











「なんで巫女様が絡んでいた事もご存じなんですか?」


分かりにくいかな?

一応次話で説明入れます。

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