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転生したのに何も出来ないから、、喫茶店を開いてみた  作者: k
二章

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53/499

50 真相

本作品は群像劇です、目線、日時にご注意下さい

8/19 10:00


「お~おかえr」

「お!お~!?なんじゃ、あん時のべっぴん、、あ~天然エルフじゃないか」

言い直した方が酷い言い回しになった赤髪ロング

ソレを一本結びにした鬼娘が亭主の声を掻き消し前に出る


「むむむ?あなたはこの前の確か~、火消しの?」


「いや、火消しはお前さんの方じゃがの」


異世界はもうそろ慣れたはずだったんだが

これがエルフかと思う程のザ・エルフ


連れて来たのは


「ただいま戻りました、ジンさん」


うちの稼ぎ頭のバルだ


「すっごいな~、本当に一週間くらい?流石だな~バル!」


「ん?バル?バルは連れて来てなーーーーーーーーー」

声を裏返し、容姿端麗のエルフが急にフリーズした


「え!?何? どした?」


「いえ、こういう子なんで大丈夫ですよ、気にしなくて下さい」

バルは苦笑いを浮かべながらエルフの娘を見る


「あ~確かに港でもこんなんじゃったのぉ?」


「あーああ、あのの いや いや!すまないモー!? モー、モー?」

エルフは壊れた人形の様な動きをしながら目を見開き

小首を傾げバルを見る


「モーモーって言われても、、何?牛なの?  あ~えっとこの子はラフィと言います、これでも一応はエルフの族長をやっているらしく、巫女様に会わせようと思いまして」

埒が明かないと判断したのかサクッと代わりの紹介が始まった


「あ、あぁそうなんだ、なんって言うか  もったいない子だね」

(言うてここに来る奴って残念美人ばっかなんだよな~)


「ジン~倉庫整理終わったよ~ あ、お客~ じゃないよね」

店の奥からツインテールが顔を出す


「だから~!さんを付けろさんを!あと不用意に表に出んなってば」


「え~良いじゃんギルドの人なんでしょ?少し聞こえたし」


コイツは今保護観察中?のアル

日に日に生意気になっている気がする


「おおお!?なんだその具足!すごい綺麗だな 触っても良いだろうか!?」

エルフがアルの足に飛びつく勢いで近づく


「な!?なな、なんだよ~またキーロみたいなマニア?」

ツインテールが逃げる様に赤鬼の後ろに身を隠す


「あ!ああ、すまない、怖がらせるつもりは無くてだな?えっと、あ~  あ!そうだ」

抱えている大荷物の袋から一つ、饅頭の様な何かを取り出すと

「ほら!甘くて美味しいんだぞ?」

目が奪われるほどキラッキラの笑顔で少女に差し出す











「子供扱いすんなあああああああああああああ」






(あんな美人にあんなんされたら俺なら受け取っちゃうけどな)

「アル、そういう所が子供なのだよ」

ついつい仙人の様な顔になってしまう








8/19 11:30


「ええええええええ!?偽の依頼だったの?」

味噌汁を入れるおたまが揺れる


「えぇ、なので依頼して来た遺跡町に真相を確かめた方が良いと思います」


「ふむなるほどのぉ、巫女の暗殺、、か 解せんのぉ」


「私はそれと別用で巫女殿に会いに来たのだが、その~肝心の~当人は?」


「いないよ~ むぐむぐ、、ってかしばらく帰って来れないって言ってたよね?」

少女は機嫌を直し、お昼のハンバーグを食べている


「でもさ?そんな話なら早急に伝えないとあいつらヤバくない?」

ジュワジュワと音を鳴らし

特製ハンバーグセットをバルの前にも置く


「有難う御座います、あ、いや、でも大聖堂にいるのならむしろ安全かもですよ?  その為にわざわざ『外』に出したかった様にも思えますし」


「あ~そうじゃの、もし何かあったとしても王都内ならロリ巫女の味方ばかりじゃろうからのぉ  シフもおるし簡単にはやられんよ」

そう言うと赤鬼は酒瓶を傾ける


「むぐむぐ、、あ! じゃあさ!」

ツインテールが何かを閃いた様な顔で俺を見ると

「遺跡の方にあたしらで行って来ちゃえば良いんじゃないの?」




「は?」



とんでもない事を言い出した


二章スタートです。


一日一回投稿  したい!って意気込みはありますが修正、肉付けも終わってないんですよね~;

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