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432 狼煙

本作品は群像劇です、目線、日時にご注意下さい

4/10 12:00


大盛りの、現代で言うなら何米なにまいなのかも分からない程歪な形をした穀物

水を十二分に吸わせても尚ボソボソなソレをあり物の器に乗せ


「「「 いっただっきまーす 」」」


少女らはお手製の箸で嬉しそうに掻き込む



ガツガツ むぐむぐ


むぐむぐ むぐむぐ



鬼の娘らだけでは無い

それは良いトコ育ちの幼子、、お嬢も変わりないのだが


「でね~、私もアスハとイヅナと摘んでたの!なのにナオビがね? むぐ 直ぐにちょっかい出して来るのよ?」

雑に箸を動かすもお喋りが優先してしょうがない



もぐもぐ もぐもぐ



「でね?でね?その後もスガネが「急がないといけないから~」ってね  ジン、聞いてる?」


まぁ柔軟に適応しているのは良い事だし

中々にたくましいったら無い


「はいはい、聞いてる 聞いてますともよ とにかく楽しかったってのは伝わったから食べ終わってから喋んなさいってば」

三十路は軽く幼女の口元を拭うと最後の、自分用の皿へとカレーを注ぐ




現在、出発前に礼変わりの食事を振舞っている最中である

つっても材料等々は此処の物がほとんどなので調理をしただけではあるんだが、、


あ、ちなみに先ほどロゼが羅列した単語は全てこの集落で仲良くなった少女らの名だ

正直、失礼ではあるのだが皆同じオカッパ頭という事が輪をかけており、名前以外が覚えにくいったらありゃしない

(違いが背丈程度で、、喋りだせばソコソコ分かるんだがおっさんには難しいってもんなんだわ)


ん、あー、うん 横にそれすぎる前に芯を食う話に戻そうか


まずそもそもの話

こっちにきてから所謂市販のカレー粉、ルウなんて物を見た覚えが無いのだ

けど、カレーと言う料理自体はある し 様々な調味料があるのも事実

(甘い油やら酸っぱ辛い粉みたいな物まであるし)


だから俺のカレーに関しては似た様なスパイスを混ぜた物で

実験、基、調合の様に近しい物を追加して食べ易くしてるだけってのが正しい


・・・


この機会だ

吐露とろするんなら兎にも角にも俺の大好きなラーメンが無いのだよ!

いや、考えてみればパスタ以外の麺という存在自体をあまり見かけない気がする


一度ならず二度、三度と知識を増やす為に外食がてら王都を回っていた時期もあったんだが、やはりと言うか何と言うか、蕎麦も無ければうどんも無かったし

フォーみたいなもんは見た気がするんだけど、今となっては春雨やらマロニーみたいな物だったのかもしれんし

(食べておけば良かったとつくづく思う)


それと、大御所様の歌じゃあねぇが


寿司も無ぇんだよ


漁業に関しては栄えている場所も近場にあったらしいってのに勿体無い事この上無い

(虫とか食う文化はあるのにだぞ!?ラフィからしたら【魚?コレ魚なのか!? 凄い 大きい!!】とか、港から届いたモノを見た時そんな反応だったし)


でもこれに関しては川魚の寄生虫絡みで生食に向かないからか?とも思ったんだが、、その辺も含めてリッツには世界の流通ついて詳しく聞いておけば良かった


あと納豆も無いんだy「ボケっとしてるトコ注意点があるんじゃが」


「ふおい!?」


つい、ビクッとして跳ねた

がカレーは指に付いた程度で無事だ


「カカカ、新しいの出たのぉ  あ~恐らく天候は問題なさそうなんじゃがな、ロゼが見たって言う翼人が気になるんよ~」



そう



襲撃自体は今まで無かったのだが


【あの、えっと お腹 じゃなくて  その むね に穴の空いたのと、顔の無い羽の奴らが居たのよ!】


例のバードマンが上空を飛んでいる所を先程確認したのだとか


しかし

ヴェヌの件があったからか

「、、でも昨日まで吹雪いてたんだし別件って事も考えられるよね?」

妙な返答をした様な気がする


勿論


「お~お~二度も襲われとる癖にお気楽な考えじゃの」

赤鬼が突っ込む


「そ、そうなんだけどさ 寧ろどっかで見てたんなら弱ってるだろうしカセンとロゼなら向かい打てるでしょう」


この返答には少しだけ、酒神様は目を丸くし


「ぷ、ふふ 頼ってくれるのは嬉しいもんじゃが堂々と言うかぁ」

いつも通りに瓶を開けた



確かに



「警戒しつつ俺もカセンから離れないようにするし」



とてつもなく格好悪い発言でしかないのだが





此処の子らまで巻き込みたくないし





(いい加減用事を済ませて帰らないとだしな)



三十路は周囲を見渡してから鍋に目を移し


「おかわり沢山あるからな~」


少女達を扇動せんどうする


さぁ書くぞってなった後にノロウイルス

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