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兄弟(弟)妄想伝記

作者: 天野星
掲載日:2017/08/05

俺には2人、弟がいる。一人は、あんま話さない、俺を嫌ってるのかわからん、他人的な存在だ。そいつから見て俺は…まぁ邪魔なやつなんだろうな、愚痴とか言ってそうだ。

そんなことはどうでもいい。

※私はさっさと本文を書きたいので人物紹介端折ります


その弟はどうやら、小説家になりたいらしく、机の中に汚い文字で書かれたネタノートらしいものがわんさとあり、俺もちょろっと見たが何書いてあんだかさっぱだ。


そんで、だ。俺は受験生なんだよ。だから、と〇えいにかよって、家のパソコンを借りぱくしている。俺の部屋に持っていったら誰も文句言わねぇもん、俺のもんだ。そしたら、中に文字っつーか、作文とか書くやつがあってだな。


俺はそれを興味本位で、開いてみた。


中には、「いのぱにっ!」という訳の分からんタイトルの作品たちがつらっ、とあってな。開いた瞬間、悟ったよ。


これ、弟のだわ……


読んでボロクソに笑ってやろう。あんな小説じゃ、賞も取れんとか言ってやろう。ていうか、小説に賞とかあんの?


そう思いながら、読んでみた。読んでみて、思った。


まぁまぁ面白いな…。いや、まぁまぁな。進〇の巨人とかと比べるとくそだわ。でも、途中で終わってんな。でもあんま先気にならん。駄作だな。


数日後、俺は俄然興味が出て、小説家の年収をググってみた。そしたら……

「最高で……1億……!?」

しかも、ス〇ーカー文庫とやらに小説を送れば、最高で200万貰えるらしい。だが、小説家にはふらつきがある。ユーチューバーみてぇなもんだから、やっぱくそだな。

ってか、大賞ってどの程度の小説なの?それすら知らんからな、俺。


気になるから、買ってみた。いや、これは、あいつをボロクソに叩きたいから買ったものだ。ていうか、なんであんな意味もなく長いタイトルが多いんだ。意味わからん。


正直いって、買った小説は600円の価値はなかった。読んで思った。

なんであいつはこんなもの買ってくるんだ?金の無駄遣いじゃん。馬鹿だろ。ってかこれが大賞かよ、ラノベ作家クソすぎでしょ。このぐらいだったら、まだあいつの小説の方がマシーーーーーー


…………………あれ?

よく考えたら俺、ワンチャンいけね?

思考ルートをもう1度考え直そう。

俺が、あいつの小説の続きを書く→投稿する→採用(不採用でもどうでもいい気持ちがあるから別にいい)→上手く行けば200万!

いやでも、俺は小説家になる気は無い……。


待てよ?

家で?

何もしないで?

ただ小説を書けば?

金が貰えるんだぞ?

しかも考えてるのは俺ではなく?弟?

俺は文字打つだけで金が手に入る!?


ラクゲーじゃんやっべぇ!

あ、でも俺先の展開知らねぇからな…

あ、待てよ?あいつのネタノートには確か…


そう思いノートを開く。相変わらず何書いてあるかさっぱだが、今回は読む気がある。何とかして読んだ先の展開は………


めっちゃ面白かった。それでもラストまで考えられていないが、途中まででもめちゃくちゃ面白い。


これ、いけんじゃね!?


そう思い、途中までの展開を、がんばって解読しながらパソコンに打っていく俺。

数時間後、手が止まる。そう、ラストだ。

まぁ適当にハッピーエンドでいいか。取り敢えず締めればいいんだよこんなもん。なるべく話を持っていったまま、ラストだけ考える俺。そして、パソコンに打って、閉じた。

あれ以来俺は、小説……いわゆるラノベに興味が湧き、友達にオススメのラノベを貸してもらったりした。

しかし採用当然と思っていた200万は、いくら待っても貰えなかった。不採用だ。

……何故か、気になる。本来、どのような最後を迎えるたのか。気になってしまう。


たまらず、弟に聞いてみた。嫌そうな顔をされたが、答えてくれた。

「地球滅んで主人公死んで戻ってどうにか助かる」


は?

俺は、そのどうにかを知りたいのだが。

……まさか、考えていない?

「なんで考えてねぇのくそだろ」

思わず口に出た問に弟は答える。

「え、だって終わりが見えてる話なんてつまらなすぎでしょ」


俺はそれを聞いてーーーーーー

ラノベ作家、スゲーと思った。

どうも、天野星です。めんどいから☆はなくなった模様です。ていうかねぇ、私さっさといのぱにの続き書きたいのにあいつがパソコン部屋に持ってったから、出来ないんですよ!悔しいからこの場に社長を呼びます。社長ー!

「はいは〜い!我らが社長、『 』なのだ!」

すみません、名前言えないんですよ社長。

「マジかよ!まぁいいや、とりあえず、なにすればいいの?」

社長、自己紹介自己紹介。

「おお!そうだた、そうだた。えー、私が社長!異能力者を集めて、敵とドンパチするのが!ぁやくめでぇす」

ちなみに社長、年齢は?

「知らん!数えてないよ〜」

どう見ても8歳の女の子ですけど…

「私、神様だからチミの考えてることぐらい分かるんだよ?」

すみません。サクラっす。年齢知ってます。だって僕〇〇〇〇〇〇。って、これ流石に禁則事項。

「私はナンチャッテ神様ではないのだよ読者の諸君。本気の本気で神様なのだよ」

はい、こちら真面目に神様なんですよね。しかも唯一神。

「信じるのは、あなたしだぁい。殆どの人には証明しろやとか言われるけどね。こちとら神になってられんのは一日15秒だけなんじゃよ」

まだその設定残ってたんだ…

「設定とか言うな!」

だって社長、神だからなんでも出来る。つまり、15秒以内じゃなくすることも出来る。いざとなったら一日中神でいられるんでしょ?チートじゃチート。

「僕はそんな事しないけどねぇ〜」

社長はまだキャラが固まってないので、僕っ子だったり私っ子だったりするのだ……。

という訳でね!

「今キャラが固まってないって言った?」

社長、お別れの挨拶ですよ!

「…そうだねぇ〜」

おっ。何ですか?(ふぅ)

「天野星に災いを。それじゃねぇー!」

あっ、なんか腹痛くなって来た……!

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