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【エッセイ】

世界の終わり



例えば世界が終わるとして、



その瞬間が見えたとして、


その瞬間が聞こえたとして、


その瞬間が感じ取れたとして、



その為に何か行動を起こせたとして、



それがこの地球上で最も名誉なことだとして、


それがこの地球上で最も愛されることだとして、


それがこの地球上で最も切ないことだとして、



それでも世界は終わってしまう。



誰かが世界を管理しているのだとしたら、


その誰かになりたい。


こんな世界よりもっと良い世界を作ってやるんだと、


鼻息荒くのたまって、


結局同じ世界を作ってしまう。


そんな滑稽さを、


創造と呼ぶのだろう。



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― 新着の感想 ―
[良い点]  「世界が壊れるなら、私は神になりたい」  ありふれてそうで中々ない考え方です。  作者の鋭い感性が光る作品だと思います。 [一言]  次回作、お待ちしております。
2013/05/07 19:29 退会済み
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