表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ギャルゲ神のてんせい  作者: 碧海
第一章 転生と変生
29/45

閑話 とある日の師匠と姉弟子の会話 二


「壱成がこないだ面白いこと言ってたんだが、聞くか?」


「面白いこと?」


「ああ、少なくとも私はそう思ったし、あいつ以外には思いつかなさそうな事だ。」


「なんだ?」


「エリカ。物質の魔力化って、出来ると思うか?」


「……不可能だ。そもそも、物質と魔力は位階からして違う。魔力の方が上位の位階である以上、()()()無理だ。」


「普通は、ねぇ。まぁいい。壱成の仮説聞くか?」


「……ああ。聞かせてもらおう。」


「あいつの言い分はこうだ。」


『魔法の本質は、魔力の変換。

もっと言えば、魔力の操作による物質の生成。簡単に言えば魔力の物質化だ。


つまり、魔法は上位の位階である魔力を俺たちが存在する位階に顕現させることであると言える。


そして、顕現させるために、同位階の存在、つまりは物質や現象に変化させることで、俺たちの位階【物質体(マテリアル)】に変化させているわけだ。


ここから、俺は物質の魔力化が可能なのではないかと考えたわけだ。


一方向にだけ可能ってのは、考えにくいからな。


俺たちがいるこの世界には、3つの位階があるとされている。


俺たちの体がある【物質体】、魂や魔力の根源たる魔素が存在する【星振体(アストラル)】、神がいるとされる【因果体(マナス)】の3つだな。


今は因果体は関係ないから置いておいて、物質体と星振体についてだ。


星振体には、魔素と呼ばれる魔力の根源があると言われている。では、肝心の魔力は何処にあるのか。


魔素と同じ位階とは考えづらい。とはいえ、物質体より上位の存在であることは確定している。


ここで考えられるのは、二つの位階の狭間に位置しているのではないかということだ。


物質体を1、星振体を2とした時に、1.5にあるのではないかということだな。


これなら、矛盾は生じないし、魔力が巨大な力を内包していることの説明もできる。


そして、この仮説が正しければ物質の魔力化は不可能ではないと言えるのでは無いだろうか。


俺たちが普段操っている魔力は、半分は同じ位階にあるものなのだから、魔法で変換することは、難しいことでは無いはずだ。


なんせ普段俺たちは、その変換を使って魔法を発動しているんだからな。


式はある。【魔力⥤物質】は、飽きるほどやってきている。あとは、それを逆方向に向けるだけで、物質の魔力化は可能なんだ。


中学生でも、もっと難しい指揮を解いてんだ。できないわけはねぇだろ。


魔力を魔力のまま操る方法も、俺たちは既に会得している。


そう、『無』属性魔法だ。あれは、属性がないだけではなく、魔力の変換もしていないということだ。


これが成功すれば、俺たちは文字通り1つ上の次元に立つことができる。


勿論、精密な魔力操作が出来なければ、人体はバラバラになり、二度と元には戻れなくなるだろうけど。』


「……ってよ。おもしれぇだろ?」


「……ああ。あいつにはいつも驚かされる。今までの長い年月、誰一人として、考えつかなかった。とんでもないな、あいつは。」


「……お前はほんと、できたやつだよ。弟弟子がこんなやつなら、嫉妬に狂ってもおかしくない。真っ当に賞賛できるのは、人柄の良さかもな。」


「フッ、そんなものじゃないさ。私はただ、正当にあいつを見て、あいつの前を走ってやりたいと、そう思っているだけだからな。」

ここまで読んでくださり、ありがとうございます


次話からは、2章に入りますが、その前に書きだめの期間を設けさせて頂きます


投稿がいつになるかは分かりませんが、その時はまた読んでいただけると幸いです


ありがとうございましたm(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ