目覚めは暗闇の中で
目が覚める、いや正確には意識を取り戻すか
意識を取り戻し真っ先に見えたものは暗闇だった。
俺は死んだのか?という疑問も体中に残る痛みから自分がまだ死んでいないことと、あの時の出来事が現実で起こったことを裏付ける。
「...取り敢えず起きるか。」
体に残る痛みを我慢しながら上半身を起こし立ち上がる動作をする、すると足場が突然形を変え体のバランスが崩れてしまう。
「おわぁぁ!?」
転んだ勢いでその場からどこか硬くひんやりとした場所に転げ落ちる。
「いってぇ!?なんだ!?ベットから落ちたのか!?俺は元来布団派なんだよ!これだからベット派は...」
ぶつくさ文句を言いながら自分がベットで寝ていた事と、そこから転げ落ちた事を把握する。
とりあえず辺りを見回す、灯りがないせいか殆どの場所が真っ暗だ、しかし1箇所だけ光の盛れている場所がある。
街灯の灯りに釣られる羽虫の如く無意識にその場所に歩が進む、どうやらカーテンから漏れた光らしい
ということはここから外が見れるってことだな?
カーテンを開きそこに見えた景色は...
そこに見えた景色は月明かりで照らされる歴史の教科書で載るようなヨーロッパ貴族の庭だった。
「なんだここは!?少なくとも日本じゃないな...」
とりあえず状況の確認だ、先ずは服装から...
月明かりである程度の事が見えるようになる
服装はあの出来事の時に来ていた服では無いようだホテルに置いてあるようなバスローブが今の服装だ
持ち物は特に無しまぁ元々何も持ってなかったしな
部屋の様子はベット1つとクローゼット、テーブル1つ、ドレッサーが1つそれと奥に扉があるな、いわゆる客間と言う奴だろうか
ドレッサーの中には何も無しクローゼットの中には謎の光線に打たれてた時の服が入っていた
(なんか焦げてるし改めて着る必要は無いな...)
とりあえず部屋はこんなもんか
さてさてさーてそれじゃあ部屋の外に出てみますか人も居らんし何が何だか分からないし
扉を開けると予想どうりよくある洋館の廊下の様だ
大きな窓が所々にあり部屋の中より明るそうだ
そんな事を考えながら廊下を進んでいく
何も始まらなかったけど疲れたので投稿
本文スペースの下にある『このページでは途中保存が出来ません』のプレッシャーが凄くて...
あと1話ごとの配分が分かたん