1話『意外!それは雷!』
注意
この作品は作者の悪ふざけで作られております。
文才、語彙力共にからっきしの初心者ですので
生暖かい目で見守ってください
...気がつけばいつの間にか学生生活が終わっていた
学校行事も授業もそれなりにこなしてめんどくさい事はなるべく避ける
そんな生活をしていたら終わってしまったのだ
特筆するべき事も無し、就職先が決まろうが卒業しようが達成感も心残りも何も無いのだ
新社会人として仕事に就きはや半年見習い期間も終わり本格的に仕事をしている訳だが...
学生生活以上に何も無い平日は会社と自宅の往復のみ、休日は家でダラダラ過ごすだけなのだ
「はぁ...つまんねぇなぁこの生活」
ふとした時に口からこぼれるそんな毎日がこの俺鈴尾 有葉19歳の日常である。
あーつまんねぇ、やってられるかこんな生活
こんなのを今まで生きてきた時間の2倍は続けなくちゃ行けないとかどんな拷問だよ
いーち抜けた!サッサと死んで終わらせようこんな人生
そうと決まれば早速実行だ!昔懐かしの屋上ダイブで俺の人生を締め括るか!
土砂降りの雨の中俺は自殺することを決めたのだ
周りの人々が傘をさしこれから帰宅する中、傘をささずに人波を掻き分け目星を付けたビルまで一直線
(...まぁ信号無視はしないけど、轢いちゃった人が可愛そうだしな!)
目的のビルに着きエレベーターのボタンを押す
すぐにドアが開きエレベーター内に乗り込む、珍しくここのビルには屋上行きのボタンがある、屋上で昼飯を過ごす人も居るんだろうなぁ
さて、エレベーターが屋上を目指してる最中に遺書でも書いとくか!
紙もペンも持ってきてないしスマホにでも書いとくか!
うーんなるべく家族と会社には迷惑かけたくないな...
[遺書 人生つまんないから死ぬ!!]
よし!これで良いな!見つけた人は「うわぁ」ってなりそうだけど事実だから仕方ないな!
ふむ、流石にこんな短文書いただけじゃエレベーターは登りきらないか
よし、ギリギリで踏みとどまらない為にソシャゲのデータ連携解除した上でアンインストールしておくか!
チーン
ここでエレベーターの到着音が鳴る
目的の場所に着いたようだ
扉が開き1番最初に目に入った景色は外へと続く扉だった
どうやらここは屋上に建つ小屋の様なものらしい
「こりゃ都合がいいな遺書(笑)のスマホと靴が雨ざらしにならなくて済む」
そういやなんで投身自殺する人は靴を脱ぐんだろうな
そんな事を考えならが靴を靴を揃えスマホを壁に立て掛ける
さぁ準備は万端だ、サッサとこの人生を終わらせようか
扉を開けると雨風が身体を包み込む
そういや今日は雨だったなテンション上がり切ってて忘れてたよ
防水機能は着いているが少し心配なので屋外に出た後扉を締める
雷とか落ちてきたら楽に人生終わらせられるんだけどなぁ
マンガやアニメの様には行かないよなぁ
そもそもここ避雷針付いてるし
そんな事を考えながら屋上から地上を見る、そこには無数の傘がが目に入りそれだけの人が地上に居ることは考えずともわかる事だ
これだけの人が居るんだ1人ぐらい居なくなってもちょっと騒がれる程度で直ぐに元どうりに戻るんだろうな
「はぁアホくさ帰るか」
同僚の高木も頑張ってるし俺も頑張らないと
「鈴尾有葉はクール去るぜ」
そう言い残し屋上小屋へと歩を進めるのであった。
ソシャゲのデータ、運営に問い合わせれば復元できたりしないかなぁ
そんな事を考えながら屋上小屋まで歩いている時、空が一瞬明るくなった
「なんだぁ?」
そんな事を言いながら空を見上げた時、赤紫色の閃光が有葉の体に直撃したのであった。
熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い熱い
なんだ!?雷か!?雷ってあんな色だっけか!?
でも避雷針有るから流石に当たらないよな!?
そもそも雷にしては遅くないか!?
謎の光線が何なのか考察しているうちに鈴尾有葉の意識は途絶えた
いや、それだけではないそこにあった有葉の身体もきれいさっぱり消えているのだ
屋上小屋に残された綺麗に並べられた革靴と大部分のデータが消えたスマホだけがこの場所に鈴尾有葉が来た事を証明付けている。
土砂降りの雨の中人々は何食わぬ顔で各々の家へと帰って行く
SNSでは雷がビルに直撃したと巷では僅かに騒がれるだろう
この日、鈴尾有葉の存在は静かにこの世から消えた。
はい、異世界転移タグすみません。
主人公の性格を表現してたら予想以上に文字数行ってしまった...
次回からは異世界生活し始めるので許してください
まだ世界観の設定どころか主人公以外の主要キャラの名前と設定すら決まってないのはここだけの話日本人のような名前かつカタカナ呼びでも違和感の無い名前が中々思いつかなくて...リゼロやこのすばの主人公は漢字でもカタカナでもしっくり来て凄いなぁ(小並感)
なるべく俺TUEEEE系にならないよう善処します。