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そうこ

人というもの

作者: 鳥鼠 ゆき

人の話をしようか。

昔々、人の手足がまだ四つずつで

頭が2つだった頃。

彼等はそれで完璧で

それ単体で完全だった。


ただ、いつ頃だったか

神の怒りをかったのさ。

いいや、愛だったか

兎に角何事かがあって


人は二つに別たれた。

戻り難くも別たれた。


だからさ、不完全になってしまった人たちは

フラフラとただフラフラと

現世を彷徨い。

自身の半身を探しているって顛末だよ。

肉体的にも精神的にもね。


えっ?!

だから何が言いたいのかだって?

そんなの決まってるだろ。


僕が君の半身じゃないか

試してみようって話だよ。

以前に割烹に書いたものです。


流れちゃいそうだったので

ちょっと編集して載せました。

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― 新着の感想 ―
[一言] そんな昔話ありましたね。 男女はもともと一つの肉体であったが2つに分けられてしまった。だから互いにいつもその一つを探しているのだ。 ってやつ。 それが口説き文句とか。 イヤンバカン。
[一言] はじめまして? 私は知っててもゆきさんは急に変な人が来た……となってるかもしれません……。 「人というもの」……人って、色々な表現がありますよね。 「人間」「ホモ・サピエンス」とかですかね?…
2018/07/18 18:24 退会済み
管理
[良い点] 詩な感じがとても伝わってきました。 タイトルもシンプルでありながら気になるもので良かったです。
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