成功…したのか?
最近小説作り始めました。りきとの抜け殻と申します。今まで小説という小説を書いたことがないので暖かい目で見守ってくださると助かります…
前回のあらすじ
傲慢居た!筋肉バカ!強い!新しい技開発した!勝った!
私は商業をしたい。そのためにギルドを入ってきたのだ。
しかし、実際の仕事はモンスター討伐。
ということで、商業をやっていきたいと思った。
北北西の方向に真っ直ぐ行くとある王国『グロードファ王国』。
ここは商業の地と言われており、商業をする上での、業者との協力関係を結ぶことが出来る唯一の国だ。
ここで私がすることはひとつ。業者を味方につけて、商業を進めていくと共に、勇者とテンペストの情報を集めることだ。
まず1人目「八百屋のおっさん」
八百屋「カギツメ屋」を営んでいる、ハゲのおっさんだ。それしか言うことがない。
「それで、話とはなんだね。」
「そうですね…私から望む関係は、勇者と、テンペストの情報をこちらに共有すること、そちらの野菜の1%をこちらに貰うことです。」
「そうか…それをして何がある?」
「先日、テンペストが発生したのはご存知でしょうか?私は、傲テンペストを起こしていた原因を殺し、この街を守ったものです。この街を守ったという信用があるので、その信用を利用し、勇者の招待を突き詰めたいと思いました。」
私が先程言った物には、相手の心理を揺さぶらせる工夫をしてある。それが、”偽モラル化”という工夫だ。
自分がテンペストから守った人として価値を上げることで、相手の価値は下がり、罪悪感を植え付けさせる。
「…わかったよ…その信用に任せてみる。だが裏切ってみろ?今すぐ首を撥ねてやる。」
結構物騒なことを言われた気がしたが、まあいい。
次は2人目「情報収集屋」だ。
やはり情報収集をしなければ物事は始まらない。
「それで、君は僕に何を求めているんだい?」
「それは、勇者、又はテンペストの発生場所の通達、連絡です。」
「君がそれを頂戴して、何ができるのか僕には分からないね」
「そうですね…調べましたが、あなたたち情報提供者は、時に間違った例を出してくる。それはデータを見ても一目瞭然です。その信頼を、私なら上げられます。」
この心理操作と似たようなものとして、「シェイミング」というものがある。シェイミングとは、相手に恥をかかせることで、自尊心を傷つけ、自分の思い通りの方向に物事を進められることを言う。
今回はこのシェイミングを応用し、自尊心を傷つけながら、相手にとって利益があるように話した。
「…分かった。仕方がない…情報提供はしてやる。だけど、信用を裏切ったら終わりだと思ってくれるかい?」
「わかりました。」
帰ってから思ったのだが、結構ちょろいな…
ひとまず、情報提供者と、業者を獲得した。これでひとまずは大丈夫だろう。
成功…したのか?
読者様、読んで下さり、本当にありがとうございます!そしてお疲れ様でした!書くの結構楽しかったです!以上!