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第10話: 王宮での新たな試練とライバルの登場

エルドラフラワーを使った料理が大成功を収め、俺たちの名声はますます高まった。

そんなある日、王宮に新たな料理人がやってくるという知らせが届いた。


「翔太さん、新しい料理人が王宮に来るそうです。彼はかなりの実力者らしいですよ」


リリィが興奮気味に伝えてくれる。

俺はその知らせに興味を抱きつつも、新たな挑戦に心を踊らせた。


「そうか、どんな料理人か楽しみだな。早速会ってみよう」


ーーーーー


その日の午後、王宮の広間に集まった俺たちの前に、新しい料理人が姿を現した。

彼の名はレオン・サリヴァン。世界中を旅し、数々の名店で修行を積んだ実力派の料理人だ。


「はじめまして、翔太さん。私がレオン・サリヴァンです。あなたの評判は聞いています。

ぜひとも、一緒に腕を競い合いましょう」


レオンは自信に満ちた笑顔で握手を求めてきた。その目には挑戦の炎が宿っている。


「こちらこそ、レオンさん。お互いに最高の料理を作りましょう」


王と王妃も新たな料理人の登場に期待を寄せ、特別な料理対決を提案した。


「翔太、レオン。今回の対決では、王宮の庭で採れた新鮮な食材を使い、

最も素晴らしい一品を作ってもらいたい。勝者には、特別な称号と報酬を与える」


王の提案に、俺たちは頷き、庭へと向かった。

庭には様々な新鮮な野菜や果物が実っており、その中から自分たちの料理に使う食材を選ぶことにした。


ーーーーー


俺は庭の隅で見つけた特別なハーブ、「エルダーハーブ」を手に取った。

このハーブは独特の香りと風味があり、料理に深い味わいを与えることができる。


「このハーブを使って、特製のソースを作ろう」


レオンもまた、庭で見つけた「クリムゾンアップル」を選んだ。

このリンゴは甘さと酸味のバランスが絶妙で、デザートに最適だという。


「このリンゴを使って、最高のデザートを作ります」


それぞれの食材を持ち帰り、王宮の厨房で料理の準備に取り掛かる。

俺はエルダーハーブを使ったソースで、メインディッシュに「ハーブ香るグリルチキン」を

作ることに決めた。


レオンはクリムゾンアップルを使い、「アップルタルト」を作るようだ。


リリィとフェリクスも協力してくれる。


「翔太さん、このハーブの香りは素晴らしいですね。きっと美味しい料理になります!」


「レオンさんも腕利きの料理人です。どちらも素晴らしい料理になるでしょう」


厨房は活気に満ち、料理の香りが広がっていく。

俺はグリルチキンにエルダーハーブのソースをたっぷりと塗り、オーブンでじっくりと焼き上げた。

香ばしい香りが立ち上り、見た目にも美しい一皿が完成した。


レオンのアップルタルトもまた、美しい焼き色と甘い香りが漂っている。どちらも自信作だ。



ーーーーー


いよいよ料理の審査が始まる。

王と王妃、そして招待客たちが料理を味わい、その表情に期待と驚きが交差する。


「まずは翔太のグリルチキンをいただこう」


王が一口チキンを口に運び、その顔に笑みが広がる。


「このハーブの香りとチキンの旨味が絶妙に調和している。素晴らしい料理だ!」


次にレオンのアップルタルトが試される。


「このタルトもまた美味だ。リンゴの甘さと酸味が見事に引き立てられている」


審査は難航したが、最終的に王が結果を発表する。


「勝者は……翔太だ!」


歓声が上がり、俺は喜びを噛み締めた。レオンもまた笑顔で握手を求めてきた。


「おめでとう、翔太さん。あなたの料理は本当に素晴らしい」


「ありがとう、レオンさん。あなたの料理も見事だった」


勝利の報酬として、特別な称号「王宮の星」が授けられた。

これからも料理の腕を磨き、新たな挑戦に立ち向かっていくことを誓った。

次回予告: 11話 王国の宴と未知なる挑戦


王宮での成功を祝う大宴が開かれる。そこで新たな挑戦が待ち受けることに。翔太たちは新たな冒険に挑むことになる。次回、宴での新たな試練と料理の冒険が始まる!

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