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 雨で午後が中止になった体育祭の次の日、学校中の話はある話題で持ちきりだった。


「会長がえにしさんに告白したってまじ?」

「おん、まじだよー」

「なんで飯田が知ってんの?」


 謙太が答えて、女子達がわーきゃーと場所もわきまえずに騒ぎ立てている。これはどっちのファンだろうか。

 それよりも、一体どこからその情報が漏れたのだろうか。

 生徒会長が、誰かに相談して、そこから漏れ出たと考えるべきか。

 少なくとも、見ている人は僕以外誰もいなかったし、えにしは絶対に言っていない。

 酷い事をする人がいたもんだ。


「結果はどうなったんですかね? 会長えにしさんかな、それともえにしさん会長なのかな!?」

「やばい! どっちもいけるかも!」


 名前の順番で何が変わるのだろうか。

 頬を赤く染めたクラスメイト達は、必死に議論を交わしているが、何を言っているかほとんど理解できない。


「あー、えにしさん会長の告白断ってたよ」

「だから、なんで飯田が知ってんの!」


 謙太が見てきたかの様に答えるのはいささか僕も気になるところではあるが、謙太自身が見たわけでは無い事は確実だ。


「そりゃ、新聞部の情報力、舐めてもらったら困りますわ。そんな事お茶の子さいさいですよ」

「新聞部まだちゃんと活動してたのね。滅多に新聞出さないのに」

「今、各々の仕事が忙しくて、学校新聞なんて作ってる場合じゃないの!」


 学校新聞を書かない新聞部なんて聞いた事が無い。

 もはや新聞部の名を返上すべきではないだろうか。


「八代君」


 クラスの人達と謙太の会話を聞いていると、別のクラスメイトから声をかけられた。

 普段、声をかけてくることのない人だ。

 こちらも、会長えにしの話だろうか。


「何か用かな?」

「あ、私じゃなくて……」


 何やら気まずそうな顔をしながら、教室の入り口を指さしている。


「長澤さんが用事があるって」


 またか――。

 僕は何回長澤に呼び出しをくらえばいいんだ。

 クラスメイトが指差した教室の入り口には、壁にもたれかかって腕を組んでいる長澤がいた。

 肩には、小さな鞄の様な物を提げている。

 僕と目が合うやいなや、人差し指をクイクイと手前に曲げ、来いよと合図をしてきた。


「へ! 由香ちゃん!?」


 僕が長澤のもとに向かおうとすると、クラスメイトと話しているはずの謙太がなんの前触れもなく、突然振り返ってきた。

 謙太と、ばっちり目が合い、どうやら僕が呼ばれた事に気づいたらしい。


「悠壱! 俺もだぁ!」

「はいはい」


 全くもって騒がしい。

 しかし、ここまで好意を隠さないのも逆に清々しいくらいだ。

 これは、謙太が告白しても、クラスのみんなは、あー、はいはいあいつがついにやったのね、くらいで、結果も相手も聞かずに話が終わっていくパターンではないだろうか。

 ある意味、正直でいる事は一番生きやすいのかもしれない。

 ふと、そう考えた時に、そんな謙太だからこそ、最近の行動に違和感を感じているのかもしれないと気がつく。

 やはり、何か隠しているというのが、濃厚になってきたかもしれない。


「由ー香ーちゃん!」

「なんだよ、飯田! お前は、呼んでねぇーよ!」


 ノリノリの謙太に対し、長澤はあっちいけと言わんばかりに手の甲を謙太に向けて振っている。


「えー! そんなつれない事言わないでよー! なんだったら俺だけ呼んでくれればいいのにー!」

「お前だけ呼ぶ事は99.9%ないから安心しろ」

「100.1%はあるんだね! やったー!」

「なんで、200%上限なんだよ!」


 このポジティヴと返し方、是非とも見習いたい。


「……あぁ、ほんと、頭痛くなってきた」

「え! 大丈夫! 病院行く? 俺がおんぶして連れてってあげようか?」

「誰のせいでこうなってると思ってんだ! 後、連れて行き方もう少し考えろ!」


 この長澤のツッコミセンス、是非とも見習いたい。

 しかし、二人で漫才をしているところ悪いが、本題にうつらせてもらおう。


「長澤、用事ってなんだ」

「あぁ、そうだった、余計な奴に絡まれたせいで本題を忘れるところだった」

「余計って何さー!」


 長澤が、肩に提げていた鞄を僕に寄越した。

 受け取ってみたものの、これがなんだかさっぱり分からない。


「え……! 由香ちゃん、悠壱に贈り物……!」

「これ私のじゃねーから」


 その一言で、すぐにピンと来た。


「えにしさん用の今日のプリントとか、ノートとかかな?」

「あぁ、そうだ」


 体育祭が終わった後、朝一でえにしからメッセージが来ていた。

 内容は、風邪をひいたから休むという事と、側にいた僕も気をつけてとの事だった。

 季節性の風邪じゃないだろうから、気をつけても何もないと思ったが、一応ありがとう、お大事にと返事をしておいた。


 長澤が、持っているのは恐らくそれに関する書類だろう。

 しかし、何故クラスの違う長澤が持っているのだろうか。


「なんで由香ちゃんが持ってるのー? えにしちゃんのクラスの人は?」


 やはり、こういう時に謙太は良い動きをしてくれる。


「そのクラスの人から、私が仲良いから頼むってもらったんだ。んで、私は家が近い八代に頼もうと思って持ってきた」

「なら、みんなで行こうよ! お見舞いにさ!」

「病人のところに大勢で押しかけるのも迷惑だろ。八代一人でいい」

「うーん、確かに、そう言われてみれば」


 もっともな意見だ。

 僕的にはえにしの監視という意味では助かるが、この役は、別に長澤がやっても良かったのではないだろうか。


「そんでよ、飯田、お前今日暇か?」

「暇だよ!」


 元気いっぱいに答えた後、謙太は、何を聞かれたのか冷静に吟味したのか、しばらくフリーズしていた。


「……え! もしかしてデート!?」


 目をキラキラと輝かせる謙太に、長澤は嫌そうな顔を浮かべている。


「ちげーよ! 勉強見てやろうって言ってんだよ」

「デートだぁ!!」

「だから、ちげーって言ったんだろうが!」


 長澤は、むくれた顔をしながら、僕をその鋭い眼光で睨みつけてきた。

 それだけで十分に、えにしの家に行く事への対価として、謙太の事を探ってやるから感謝しろよと言っているのが手に取るように分かった。

 ありがたく、甘えるとしよう。


「じゃあ、僕はこれを届けに行ってくる」

「あぁ、任せた」

「おう! えにしちゃんに、よろしくな!」


 放課後、僕はそのままの足でえにしの家に向かった。

 えにしに連絡をいれて、僕が行くという旨を伝えた後、住所を聞いたらすぐに連絡が来て教えてくれた。


 えにしの家は、僕の家から、歩いて十分程の距離だった。

 僕の家から高校へは、歩いて十五分もすれば着く距離だが、こんな近くにえにしも住んでいたなんて、思いもしなかった。


 勉強会の時に別れた道を、僕の家ではなく、えにしが向かった方へと進んでいく。

 あの時、ついた嘘の事を思い出す。


『私の事、ちゃんと応援してね』


 そう言ったえにしに、僕は頷いた。

 僕は、えにしの恋路を応援してあげたい。

 してあげたい気持ちに嘘はない。

 けれど、あのラブレターを絶対に意中の相手に届けてはいけないのだ。

 本人は、後悔をするくらいなら死ぬと言っていたが、僕がはいそうですかとそれを許容して、死ぬと分かっているのに、告白をさせるなんてありえない事だ。


 僕は、えにしの邪魔をする。

 その為に、僕は動いている。

 命の為なら、悪者にだってなる、それが、寿命が見える僕がやるべき事だから。


 スマホのナビに従いながら歩いていると、きちんとえにしの家に着く事が出来た。

 表札には手島と書いてある。間違いないみたいだ。

 家は、立派な二階建ての一軒家で、ガレージの中には小さな外国の車が一台とまっていた。隣は一台分空いているからきっとお仕事に出ているご両親のどちらかの車なのだろう。


 外扉を開けて、中に入る。

 恐る恐る、玄関にあるインターホンを押すと、ピーンポーンと、聞き慣れた音が響いた後、しばらくしてから「はーい」と、玄関越しから直接声が聞こえた。

 恐らく、カメラか何かで僕の姿を確認したのだろう。


「はーい!」


 勢いよく出てきたのは、えにしの母親と思しき人物だった。

 溌剌とした雰囲気はよく似ているが、顔のパーツ自体はあまり似ていない様な気もする。

 寿命を確認すると、『235210 伸びをする』と書いてあった。

 母親の方が、数字が大きいのを見ると、純粋な数だけの話ではないが、胸が締め付けられる様な感覚に陥る。


「どうも、えにしさんの同級生の八代悠壱です。今日の分のノートとプリントを届けに来ました」

「あぁ、あなたが八代君なのね! 娘から話は聞いているわ! どうぞ上がって!」

「あ、いえ、僕はここで大丈夫です」


 流石に、えにしの家にあがる覚悟はしてきていない。

 玄関先で少し話せたらと思っていたが、えにしのお母さんが対応してくれたのなら話は別だ。

 それに、えにしも家にあがりこんだ僕に会ったら、うつしたらいけないと気をつかうだろう。


「まぁ、まぁ、そう言わずに」


 えにしの母親は、玄関扉を開け放ったまま、室内へとそそくさと入って行った。


 なんて、不用心な。こんなのもう、入るしかないじゃないか。

 勢いはやはり親子というべきか、とてもよく似ている。


 家の中に入ると、まるで来客がある事を知っていたかの様に、綺麗にされた廊下が目に入ってきた。

 靴を入れる棚の上を見ても、チリ一つない事が遠目でも分かる。


「お邪魔します」

「はいどうぞー! こっちよー!」


 あんまり周りをじろじろ見るのは失礼かと思い、正面にある扉に向かって足早に歩く。


「うふふ、もしかして女の子の家だからって緊張してる? 別にそんな事気にしなくていいのよー! あ、もしかして、わたし? いやー!」


 とは、言うものの、やはり女の子の家に入った事など無い上に、今日はすぐ帰る予定だったのだから、緊張しない方が無理があるだろう。

 何も散らばっていない、理路整然としたリビングに関心しつつ、ダイニングテーブルに通されたので、失礼しますといって席に着く。


「お茶でいいかしら? それともコーヒー?」

「あ、お構いなく」

「お構うに決まってるでしょうが! お茶でいい?」

「あ……はい、ありがとうございます」


 相変わらずグイグイ来る。

 はいどうぞ、とお茶だけでなく、高級そうな缶に入ったお茶菓子までも出してもらってしまった。


「これ美味しいのよ!」


 と言いつつ、自分のお茶も用意して、僕共々くつろぐ準備万端である。

 よいしょと言いながら、僕の目の前に腰掛けた。


「それで、あの子はどうかしら?」

「どう……とは?」

「ちゃんとやれてるかしら? あの子、誰に似たのか勢いがすごくて危なっかしいところがあるから……」


 そこは、恐らくお母さんに似たんです、と言いたかったが、ぐっと飲み込んだ。

 えにしの母は真剣そのものだった。こういう所も似ていると思う。


「はい、いつも真剣に色んな事に取り組んでいるなという印象を受けますね」

「あー、あの子後悔するのをすごく嫌うのよねー。だからかも」

「その話も聞きました」

「へぇー……そうなんだぁ」


 えにしの母親は、したり顔を湯呑みで隠す様にお茶を一口すすった。

 えにしの母親は何がしたいのだろうか。どうしてこんなにも僕と話をするんだろうか。


「でも、後悔って、何かをした事でも後悔するじゃない?だから、どっちにせよ後悔する可能性があるんだったらやる!って一択じゃなくて、もっと、合理的さとかを考慮してもいいと思うのよねー。私みたいにクレバーに動かないとねー。私が、旦那を捕まえた時なんかはねちょうど夏の暑い日の花火大会でね――」


 僕もそう思う。

 そして、告白をするという事を彼女の頭の中から選択肢として消してもらえれば僕のミッションはコンプリートなのだ。

 告白をしなくたって最悪生きていけるんだ。

 愛さえ伝われば、告白なんてなくたって問題ない。

 えにしの母は、どうやら告白をしなかった事で後悔していた様だが、逆に告白させる方にシフトした結果それが上手く刺さったという話をエピソードを交えながら十五分程話していた。


「――んでね、一生あなたと一緒にいたいです! って花火見ながら言わせたのよー!」

「すごいですね」

「でしょー! だから、後悔も意外と悪くないのよ! その後どうするかが大事なのよ!」

「僕は、後悔しても生き続けて、これから先の人生でその後悔を活かせるような人生にしていきたいです」

「おぉ、いいこと言う事じゃないのー!」

「ありがとうございます」


 褒められて、少し浮つく様な気持ちがあり、手持ち無沙汰な感じがして缶からお茶菓子を一つ取る。

 ラスクが入っており、ほんのりとしたバターの甘みにサクサクとした食感がなんとも癖になる、きっと高いんだろうな、と分かる様な味だった。


「ねぇ、八代君。八代君って彼女いるの?」

「いいえ、いません」

「なら、うちの子どう?」

「どう……とは?」

「うちの子、彼女にどう?」


 考えた事もなかった。

 えにしにたくさんの魅力がある事は知っているが、まさか自分が彼氏候補として存在している事が信じられなかった。

 でも、確かに側にいる分そういう噂の矢面には立ちそうではある。

 ファンクラブの人もいるそうだし、これからは少し気をつけながら立ち回らないといけないかもしれない。


「えにしさんは、とっても素敵なので、僕なんかじゃとても釣り合いませんよ」

「そんな謙遜しちゃってー! あなたも十分素敵よ! 私はあなたがえにしの彼氏になってくれたらなぁって思ってるよ?」

「はぁ……でも、えにしさんには好きな人がいると聞いてますし」

「……あらあらあら」


 えにしの母は、再びお茶を一口飲みながら、ラスクに手をつけた。


 一体、えにしが何を話したら僕がそんな高評価になるんだろうか。

 嬉しそうに話すえにしの母親は至って真面目に話しているみたいだ。


「あの子はねぇ、昔大きな病気してから、とにかくやれる事をいっぱいやらないと! みたいな感覚で生きているから、少し、生き急いでるというか。そういうところも後悔したくないみたいな感じになっちゃったんだけど。親から見てると、やっぱり少し心配でねぇ」


 えにしの母親は頬杖をついた。

 普段からその体勢をとるのか、手や顔の部分にシワが刻み込まれていた。 


「えにしさんは、きっと健康でこの先も元気いっぱいで、自分の人生を突き進んでいくと思いますよ」


 えにしの母親が何かを考え込む上の階からバタバタと降りてくる音がした。

 居間の扉が開くと、そこにはもこもこのパジャマを着た防寒対策完璧のえにしがいた。


「八代君、来てるの! まさか、うちの中にいるなんて!」

「あぁ、ごめんね、ほんとは玄関前でお暇する予定だったんだけど」

「私が招き入れたのよ。あら、騒がしかったかしら?」

「騒がしくないけど、いるなら教えてよ!」

「その感じだと、風邪は良くなってきているみたいだね。心配してたから良かった」


 えにしは、押し黙りながら、僕の視点からは、映っていない、母親の顔を見て、少しだけ怪訝そうな顔をした。


「あぁ、ごめんね、僕そろそろお暇するよ」

「えぇ! 全然晩御飯食べていってくれて構わないのに!」

「お母さん! そういうのいいから! ごめんね、八代君。来てくれてありがとう! 助かった!」

「いやいや、こちらこそ、色々優しくしてもらって助かりました」


 僕が、帰り支度をしながら玄関へと向かうと、えにしと母親は、ぴったりと揃って着いてきた。

 この二人は、よく犬を彷彿とさせる瞬間がある。


「今日はありがとう! また来てちょうだい!」

「はい、また是非」


 僕は、持ち得る限りの笑顔で答えた。


「えにしさん、また学校でね」

「うん! またね!」

「では、失礼します」


 えにしの母親がパタリと玄関の扉を閉めた。

 しかし、二人の会話がまだ少し聞こえてくる。


「……ふふ、あの子、大きくなったわねぇ」

「ちょっと、お母さん!」


 そう言い残して、二人は居間に戻っていったのか、声は聞こえなくなった。

 僕は、何が起きたのか、分からずにただただえにしの家の前で、しばらく呆けていた。


 今なんて言った?


 まるで僕の事を知っているかの様な物言いだった。

 しかし、僕は記憶を辿るが、全く思い出す事が出来なかった。

 体の内側から、天地を逆転させられた様な感覚に陥る。


 やっと足が動く頃になると、足がカタカタと小さく震え出した。

 うまく歩けているか分からない。


 もしかして、僕は、ずっと前にえにしと会っているのかもしれない。

 寿命が1しかない人に昔に出会っていて、それを何も考えずにスルーしていたのかもしれない。

 もしかして、小さな僕の無邪気さなら、その1を0にしていた可能性だってある。

 何か失礼な事をしたのかもしれない。

 僕に記憶がないだけで、えにしに何かしてしまったのかもしれない。

 もしかしたら、僕が1にしたのかもしれない。


 心臓が強く拍動するのを体に感じる。


「落ち着け、そんなはずはない」


 えにしの寿命は、好きな人に愛の告白をするだ。そう簡単に減るものじゃないし、告白されたのなら覚えているはずだ。


 今すぐに、えにしの家に戻って確かめたい。

 そんな思いが湧いてきたが、やはり何度も家を訪れるのは良くない。

 相手は病人の上、えにしの母親の物言いが良い事だったとは限らない。


 仕方がなく、僕は震える脚を一歩ずつ前に進めるしかなかった。

 僕は、大丈夫と心の中で繰り返しながら家へと帰った。

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