咲くや この花
降り注ぐ道で 立ち止まる
振り返れない 夢の先
まだまだと もうすぐが
忍んでくる 春の宵
一千万光年先の夢さえも
掴めちゃうような 勢いで
つまずいた昨日なら
まよわないで 蹴っ飛ばせ
いつか 咲け ピンク
いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ
あの娘と比べたって
いいことなんか ひとつもない
わたしなんかと わたしだってが
忍んでくる 春の宵
何億光年離れてたって
駆け出してゆく そのスピードで
つまらない 埃なら
まよわないで 置いてゆけ
いつか 咲け ピンク
いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ
遠慮なんか どこ吹く風で
咲きたいのなら 咲けばいい
こぼれて みだれて 咲き狂え
後払いの 先回りでも
回り道の 先払いでも
目的地は 一緒なら
夕焼け地平線 その彼方で
もう一度
遠慮なんか どこ吹く風で
いつか 咲け ピンク
いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ
弱気な夜明けは 一昨日おいで
春の嵐に見舞われたって
咲きこぼれて 咲きみだれて
いつか きっと 花になれ
あえての、埃です。