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狐火

咲くや この花

作者: 冬野ほたる



降り注ぐ道で 立ち止まる


振り返れない 夢の先


まだまだと もうすぐが


忍んでくる 春の宵



一千万光年先の夢さえも


掴めちゃうような 勢いで


つまずいた昨日なら


まよわないで 蹴っ飛ばせ


いつか 咲け ピンク


いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ



あの()と比べたって


いいことなんか ひとつもない


わたしなんかと わたしだってが


忍んでくる 春の宵



何億光年離れてたって


駆け出してゆく そのスピードで


つまらない (プライド)なら


まよわないで 置いてゆけ


いつか 咲け ピンク


いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ



遠慮なんか どこ吹く風で


咲きたいのなら 咲けばいい


こぼれて みだれて 咲き狂え


後払いの 先回りでも


回り道の 先払いでも


目的地は 一緒なら


夕焼け地平線 その彼方で 


もう一度



遠慮なんか どこ吹く風で


いつか 咲け ピンク


いつか 咲いて 咲いて 咲き誇れ

 

弱気な夜明けは 一昨日(おととい)おいで


春の嵐に見舞われたって


咲きこぼれて 咲きみだれて

 

いつか きっと 花になれ









あえての、埃です。

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マイナスいちご(シンプル)
作製:歌川 詩季さま
― 新着の感想 ―
いま、ちょうど三味線と尺八メインで曲が奏でられている、アップテンポの曲を聴いていたのですが、なんかマッチしてしまい、詩の強さも相まって、テンション上がりました٩(ˊᗜˋ*)و咲き誇れー
ピンク色花吹雪の中嬉し泣き そんな日はすぐきっともうすぐ 夢に向かう若さと力強さに溢れた詩でした、ありがとうございました。
春の詩歌企画から読ませていただきました。 アップテンポの曲の歌詞みたいですね。かっこいいです! 春の宵、って静かなイメージがありますが、そんなイメージを吹っ飛ばす生命力、若さのエネルギー。最後の2行が…
感想一覧
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