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夏休みはあっという間に終わった。短い様で長い様な、なんてもんではない。普通に短かった。


二学期に入り夏休み明けのテストもあった。問題はない。小学生のレベルについていけないほど私は馬鹿になった覚えはない。勿論結果もきちんとついてきたとも。1位だとも。それを手紙で家族に伝えれば4枚程度の長文で返事が返ってきたのでちょっと怖かった。ちなみに母四枚父四枚なので実質8枚である。どうやってこの長文に返事をすればいいのだろうかと私は迷ったが頑張って長文で送り返した。


不意に青角くんに話しかけられ挙動不審になるという失態を犯したりもした。あの時の私はまるでコミュ障だった。


そして夏休みが明けると休み暇もないイベント詰である。

運動会や文化祭に音楽祭、球技大会。運動会や文化祭はまあわかるし球技大会の経験もあるが音楽祭なんてのは初めてだった。


運動会では赤羽会長、青角くん、黄牙くんという三人に加え桃鱗(トウリン)くん(下の名前は忘れた)が大活躍だった。多分桃鱗くんも攻略対象キャラなのだろうけどそれに構う暇がないほどに忙しかった。

ちなみに私は球技大会でそこそこ活躍したと思う。勿論バスケだ。ばんばんシュートを決めた、手加減は一切しなかった。だってバスケだし。


文化祭はやはり楽しかった。初等科なのでそこまで立派な出し物はだせていないが、それぞれが一つつくった作品を展示されたり、合唱コンクールがあった。合唱コンクールは人数が人数なため大迫力だったしこういうイベントの協調性に私は驚いた。


音楽祭ではプロの方が演奏にきて、講堂で音楽鑑賞だった。音楽などに疎い私からしたら何がすごいのかは今一わからなかったがその迫力に圧倒された。


夏休みが明けてからはとんとん拍子でことが進むので攻略キャラ達と関わる機会が大分減った。純粋に嬉しい。なんとか私は秋を平穏に乗り越えれたのだ。



後は特に問題もイベントもアクシデントもなく時間はたっていった。

無事に秋を乗り越えた後には冬休みというお楽しみが待っていたがその冬休みは家に帰ってだらけるだけで終わった。パーティーも出席はしたが父主催のおじさまパーティーである。なので私は早々と切り上げ挨拶をし少し話した後に帰ってきた。


あー時間がたつのって本当にはやい。

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