双子座の紡ぎ唄
何千、何万年も前に創造者“神”によって生み出され、以来ずっと地球を守護する黄道十二星座。その中でも双子座は特に皆から好かれ慕われていた。そんな双子座の守護を受ける小さな国が、突然の嵐に見舞われる。幸い怪我人もなく無事嵐をやり過ごしたものの、守護神である双子座が空から消えてしまった。代わりに見つけたのは、左の頬に不思議な痣のある赤ん坊の女の子だった。彼女は一体何者なのか……。
プロローグ 星座のお話
2012/03/21 23:25
(改)