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キャラクター設定
主人公「マヤ・カナリア」
・年齢:32歳
・性格:温和で優しくのんびりしているが、仲間や娘に危害が及びそうになると性格が荒くなる
・髪型:金髪でセンター分けのツインテール(娘がよく結ってくれるのでこの髪型になっている)
・顔立ち:子持ちとは思えない可愛さで二十代にしか見えない
・身長:171cm、スリーサイズ:B98/W57/H89
・好きな物:筋骨隆々の男性、男性同士の恋愛 (娘には隠している)、たまの遠出した時に行く男性のステージショー
・能力:「聖女祝福」相手に生命力を与え、活性化させることで傷や病気を治す
「吸収魅力」体から相手が劣情を催すフェロモンを出し、欲情した相手の生命力を奪う
マヤは基本的に吸収魅力→聖女祝福と使うことが多いがまれに無限ループに陥いることがしばしば
母は最高位の神官で女神の生まれ変わりと言われていた存在、父はインキュバスの国の第二王子で純愛の末に産まれ、幼い頃から高い魔力を持ち神童と呼ばれていた
20歳の時に勇者「アーノ」に惚れ、家族に勘当されほぼストーカー同然で冒険に出る
魔王「ザ・ルズ・ギナ」を討伐し、勇者と結ばれて娘を授かるが勇者が亡くなってしまい
娘を育てるために冒険者に戻るが、娘の学校が終わるまでの時間や夕飯の買い出しがあるため、少ししか冒険が出来ない
料理は上手いが掃除や自分のことが壊滅的で、娘がしている
娘には冒険者であることを隠しており、娘には「学院に行っている間は品出しやレジ打ちの仕事をしている」と言い聞かせている
「ミヤ・カナリア」
年齢:10歳
マヤの娘、マヤのコネで入学したサイレウス王国立ペルギア学院に通っている
掃除や母の面倒を見ており、家事を折半している
ラァのような冒険者に憧れている
夜が明ける。
サイレウス王国の王都ペルギアを、朝日が照らしていた。
王都は学問街、芸術街、冒険者街、居住街など、用途ごとに区画が分けられている。武器防具屋、宿屋、劇場、学院。煉瓦造りの建物が並ぶ大都市は、国王ユゥ・サイレウスの統治のもと今日も賑わい始めていた。
その街の少し外れにある木造りの家。
窓が開きっぱなしになっており、そこに置かれたベッドでは、金髪のグラマラスな女性が上半身裸で横向きに眠っていた。
寝ている途中に脱いだであろうタンクトップがベッドの下に落ちており、薄掛け布団が乱れ、下半身にしか掛かっていなかった。
「ん……んん……」
女性は寝返りを打って仰向けになると、豊かな胸が大地にそびえ立つ巨山のような圧倒的な迫力があった
女性が窓の開いていることを気にせず寝息を立てていると
「ママ!!」
女の子の声が聞こえた。
ママと呼ばれた女性はその声で眠りの世界から戻ってきた。
「う…んん…おはよう〜、ミヤちゃん〜」
女性は目を擦りながら子供に挨拶をした
「おはようじゃない!窓開けっ放しで裸で寝ないでって言ったでしょ!しかも上着も脱いで!」
ミヤが床に落ちているタンクトップを拾い上げる
「え〜、だって暑かったし苦しかったんだも〜ん」
「だってじゃない!ママは無防備すぎる!変な人が入ってきたらどうするの?!」
「え〜、別にどうにも〜多分入ってこれないだろうし〜」
「ママは良くても私が嫌なの!わかった?!」
「は〜い……」
娘に怒られ、母親はしゅんと肩を落とした。
彼女の名は「マヤ・カナリア」
ミヤと呼ばれた子供の母親である
「じゃあ、早く水浴びに行ってきて」
「は〜い」
マヤは立ち上がりパンツ一枚でそのまま家の外に出ようとし、ミヤに止められ怒られてしまう
側から見たらどっちが親かわからない状況であった
マヤが水浴びを終え、服を着たマヤの髪をミヤが乾かしてツインテールに結う
「これで良し!」
ミヤが腰に手を当てて胸を張る
「お母さん、たまにはツインテール以外の髪型もしたいな〜」
マヤがニコニコしながら言うと
「ダメ!ママは背高いし、スタイルも良いからツインテールとかじゃないと周りの大人がいっぱい寄って来ちゃうじゃん!」
「ん?どういうことですか〜?」
マヤが困惑していると
「だってそれの方が変でバカっぽいじゃん!」
「………そんな理由ですか〜?」
「うん!!」
ミヤが力強く頷く
(私、変でバカっぽく見られてたんだ〜…)
娘の言葉に周りからどう見られていたのか考えてしまうマヤ
その後、母娘はテーブルにつき朝食に昨夜の残りのシチューを温めてパンと一緒に食べている
「ママ、今日もお仕事?」
「はい〜。魔法スーパーは今日も大忙しなんですよ〜」
「今日は品出し?」
「ううん、レジ打ちです〜。ママの高速タイピングが唸りを上げますよ〜」
マヤが机をトン……トン……トン……と指で叩いた。
家の前にサイレウス王国立ペルギア学院行きの馬車がやって来た
サイレウス王国立ペルギア学院は王都の学問街にあり、学問街から遠い場所に住む人を馬車で迎えに来ている
「いつもありがとうございます〜」
マヤが馬車の運転手と引率の教師に頭を下げていた
「い、いえ、仕事ですから」
運転手も教師もよそよそしくマヤと目を合わさずに明後日の方向を向いていた
マヤはミヤを馬車に乗せ、馬車が見えなくなるまで見送っていた
馬車が見えなくなったのを確認して
「さてと…」
家の中に入り、自室の鍵付きクローゼットを開け
白と青の聖布衣を取り出して頭から被る。
細長い布の前後が身体を覆うだけの、神官服と呼ぶにはあまりに心許ない衣装だった。
黒いハイレグの紐パンを穿き、黒のニーハイソックスを身に付け、ロングブーツを履いた。
最後にクローゼットの奥に立てかけてある、先端に天使の片翼と悪魔の片翼を象った飾りが左右に広がり、その中央に球状の魔法石がはめ込まれていた杖を取り出した
「よ〜し、今日も稼ぎに行って来ますか〜………おっと」
マヤは部屋を出る前にベッドの枕元にある最愛の夫の写真が入った写真立てを持ち
「あなた〜、行ってくるわね〜」
マヤは写真立てを抱きしめ、何度もキスをし元あった場所に戻して仕事終わりの着替えの入ったバックを肩にかけ、家を後にした
冒険者街を歩くマヤ
道ゆく人はマヤに目を合わせようとしないが
「マヤさんだ…」
「見るなよ!絶対に見るなよ!」
「え?何あの人!服から横乳はみ出してて!横から見ると凄っ……」
「おい!大丈夫か?!」
マヤが通ると男が数人倒れた
「あ、すみませ〜ん。すぐ返しますね〜、はーい」
マヤが倒れた男に杖をかざすと男は光に包まれ、意識を取り戻す
「ありがとうございます!」
近くにいた男は頭を下げたまま上げようとしない
マヤは微笑み、冒険者ギルドに向かっていった
「あ、あれが聖女でサキュバスのマヤさん…」
「あの人は淫魔の血が流れてるからいやらしい目で見たら生命力を吸い取られるからみんなマヤさんを見ないんだよ」
「そう……なんだ…」
「今度から気をつけろよ。マヤさんが生命力を返してくれるからいいけど、あまりに頻繁だとマヤさんがめんどくさがって返してくれなくなるから」
「わ、わかった…」




