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残酷なプロローグ

西暦2128宇宙戦争が始まって早16年、朝陽は第9部隊に所属していた。

「おい、この前の訓練どんな感じだったんだ」

昼休み食堂でご飯を食べていた朝陽たちに理久が気楽な雰囲気で朝陽たちに問いかける。

「厳しくはなかったよ」

昴が理久の問いかけに答える、この前の訓練とは朝陽たちが参加した

欧米諸国との合同訓練だ。

「いいな、俺は渡辺教官の訓練だったからな、俺も選抜指名されたかったな」 

「仕方ないよ今回は人数少なかったし、僕もギリギリだったし」

朝陽が理久を庇う、だが、ギリギリのラインだったのは本当だ。

「ありがとよ」

朝陽が感謝を真に受けていいのか悩む

「どういた」

言い終えるその瞬間、轟音と同時に床が大きく揺れる。そして、みんなの安否を確認しようと

辺りを見渡す、そして朝陽は倒れている昴の横で震えながら遠くを見ている理久達の

目線の先を確認する。その瞬間朝陽は本能的に恐怖する。

「宇宙人が襲ってきたぞ」

誰かが叫ぶ、だが、周りにいる人の中に誰が叫んだのか確認できる余裕のある者はいない。

なぜなら目線の先にいた生命体は2112年インド本土を襲った宇宙人だったからだ、当時

朝陽はまだ生まれていなかったが、宇宙人対策実行部隊に入るにあたり誰もが教科書でその

存在、そして、成したことを知る。たった一体でインド首都を壊滅させた化け物。本来宇宙人

とは非力な存在だ、日光を長時間浴びると干からび、海水に当たるとしぼむ、唯一の長所は宇

宙間で生身で生きていけることぐらいだ。

「珍しいな、混ぜものか」

その化け物が喋る「混ぜもの」教科書の初歩に書いている単語、言葉通りの意味で人間と宇宙

人との子供、だがなぜ朝陽に向けて言うのか理解できなかった、朝陽の両親は普通の人間だ。

「まあ、関係ない、殺すか」

化け物が冷たくつぶやく、その瞬間朝陽の意識が途切れる、そして宇宙人がつぶやく。

「つぎはどこだ」







      



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