表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/17

なんとかなるよ

『実家のご近所さんで、ワンちゃんが大好きな方がいらっしゃるの。もし、その方があずかってくれるのなら、いつでもお世話しに行くといいわ。その間にわたしが、お父さんを説得しつづけるから。だから、安心して。なにも心配いらないわ』

「お母さん、ありがとう!! ぼく、ぼく、お母さんが大好き!!」

『ええ。わたしもギューイが大好きよ? だって、たいせつなわたしの子供ですもの。さぁ、泣くのはやめなさい。あなたは自分がしなければならないことをするのよ』


 ギューイのお母さんって、すごいな。どうして、これからギューイがしようとしていることがわかるんだろう?


 そして、ギューイにとって、お母さんからの言葉は、魔法のように輝いて聞こえたにちがいなくて。


 今度こそ、ギューイは涙を完全にふき取った。


「うん、ぼくこれからワンタンの家族をたすけに行かなくちゃならないんだ。だから、もう切るね。ありがとう、お母さん」

『そう、えらいわね。もしたすけられたら、ご近所の方にあずけられるわね。だったらもっとしっかりしなきゃ。気をつけて行くのよ?』

「はい! またね」


 元気よく答えると、ギューイは携帯電話の通話を切った。


「ごめんね、ワンタン。だいぶ待たせちゃったけど、これできみの家族を探しに行けるよ!!」


 やったぁ!!


 ギューイが元気になったぞ!!


 わんわん!!


 つづく

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ