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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
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はぐれ死神リグレッタ、終の棲家で母になる

作者:内村一樹
私はリグレッタ。死神と恐れられた一族の末裔で――最後の生き残り。幼い頃から深い森の中で、世俗から隔てられ、静かに暮らしてきた。外の世界なんて想像したこともない。なぜなら、父も母も言っていた。「森の外に出たら、私たちは生きていけない」「たくさんの人を怒らせてしまうから、出ちゃいけない」って。

ある日、怪我をした獣人の少女ハナを見つける。助けるべきか、関わるべきか。死神の血を引くリグレッタには絶対にしてはいけない――“触れること”が禁じられているのだ。もし触れてしまえば、魂が解放されてしまうかもしれないから。なのに、ハナの無垢な笑顔に心が動く。「お母さんみたいだね」――その言葉は、リグレッタの中で冷えていた何かをほんの少し、温める。

触れられないけど守りたい。離れているけど存在を感じていたい。森の中の静けさが強制する孤独と、共に暮らす人との間で揺れるリグレッタは、「母」として、そして「死神」の末裔として、自分が何者かを問う旅に出ることになる。外の世界に足を踏み入れ、予期せぬ危機にも直面し、守るべきものを増やしていく中で、リグレッタは“終の棲家”とは何かを、自分自身の手で築き上げていく――

「カクヨム」「アルファポリス」にて同時連載中
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エピソード 201 ~ 208 を表示中
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