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Episode63

あの後ノア達黒薔薇(ブラック・ローズ)は魔族がまだ出るかもしれないという理由もあり現場に最後まで残ることになった。


集まって居た冒険者達は現地で解散となり、黒天と白夜はギルドへ報告に向かってもらった。

その間も量は比較的減ってきてはいるが、たまに出てくるミノタウロスをシュヴァルツが倒している。


「マスター。結局この迷宮の暴走とクロエさんと魔族ってどういう因果関係だったんですか?」

「ん~クロエを狙って来た魔族がクリスタルていうか氷を破壊しようとした結果、色々試行錯誤して魔気が充満してしまって、魔物が産まれやすい状況が出来てしまった。もしくは魔族が魔物が活発化するような何かをつかったか。だよね」


ノアはアリアの質問にそれらしく答えるが、実際のところ確証が無いのも事実であった。


「恐らくそうね、きっと。摩天楼と言えどもトップ5以下は頭が回らない連中も多いわ。何かをして周りに何らかの変化が起きても知ったことではないのね。」

「へ~それで結局私たちが来て、バレてしまったっていうことですか。魔族ってお間抜けさんなんですか?」

クロエの言葉にアリアは頭を傾げている。


「んでその摩天楼のトップ5って強いの?」

「ええ、さっきの奴らとは比べ物にならないくらいの強さよ。」


「そうなんだ。じゃあ気を付けないとね。」

「その時は私もしっかりとノアのために力を示すわ。」


「クロエってどれぐらい強いの?かなり魔気を抑えているのは分かるんだけど。」

「ん~どうでしょうね? この時代のメイジがどれほどの強さかは分からないけれども、弱くはないと思うわよ。それとも、弱いふりでもしてたら守ってくれるのかしら?」


「残念。うちのクランは自分の身は自分で守ろうって方針なんだよ。小さいクロエなら話は別だけどね。」

「ノア、貴方。すごくロリコンなのね。それだけは分かったわ。」


「まぁ冗談はさておき。現代のメイジは昔と比べたら少し弱体化しているところもあるからね。あの炎帝フレイヤも2世紀前だとあのくらいの強さのメイジはゴロゴロ居たから。」


「え...フレイヤさんクラスの人がゴロゴロって...っていうかマスター不死身なのは知ってますけど実際何歳なんですか?」

「え? 200は超えてるよ!正式には数えてないけど。」


「えええ! ショックですおじいちゃんじゃないですか!」

「ちょっと、アリアちゃん。私もっと」

自分を指差し、苦笑いするクロエに慌てて耳を塞ぐアリア。


「あーあー言わないでください! そんな美貌で実は何百歳ですって言われたら私自信なくしますぅぅ!」


「クロエはどうやって年齢を止めてるの?」

「私は単純に老いそのものを凍らせたわ。」


「「すご!」」



「お話中にすみません主。レイナさんが行方不明となっております。」


ノアに申し訳なさそうに報告してきたのはシュヴァルツだった。

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