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Episode127

本日、複数話 連続 投稿予定です♪

12時、13時、14時、15時、16時、17時、18時となっております。

ブックマーク、5評価を何卒よろしくお願い申し上げます。

では、お楽しみください( *´艸`)

依頼を受けた日から2日が経過した。


ノアとルナの二人は冒険者ギルドからの情報を基に、邪神教徒が潜伏していると思われる元辺境伯の邸跡へと来ている。

夜ということもあり、かなり雰囲気が出ている。


まるで吸血鬼(ヴァンパイア)でも住んで居そうな見た目の邸だ。

あ、吸血姫なら横に居たのだった。


「どうだろうね? 居そう?」

「居るな。 うじゃうじゃ居るわ。」


「そうなんだ。 じゃあお邪魔しようか。」


錆びて古びた門を通り、玄関まで進む。

ノアがこっそり開けようとするのだが、ルナが構わずドアを前蹴りしぶち開けてしまう。


「これで良い。」


大きな音を立てて扉が飛んでいくと、音を聞きつけて中からは数人の人がやって来る。


「何事だ?」「分からん。」「誰だこのガキ。」「え、誰だ?」

「えっと、皆さんは悪い大人ですか?」


!?


おっと、ルナが凄いぶりっ子で邪神教徒と思われる男たちに質問をしたので、ノアは不意を突かれて噴出しそうになるのを必死で堪える。


「何言ってんだこいつ...」「いや、誰に聞いたか知らねえけど此処がばれた以上生かしておけねえぞ。」「あぁ、分かってる。殺すぞ。」「おう。」


そう言って、男たちはそれぞれナイフやマチェットと言った武器を抜きノアたちの方へ寄って来る。


「悪く思うなよ。これも仕事なんだ。」

一人の男がルナに向ってマチェットを振り上げた。


その刹那、男の頭は消し飛び首からは大量の血飛沫が舞う。


「ひえぇぇぇ。」「何があった。」「分からねぇ。」


残り三人の男は、衝撃的な出来事に錯乱しているようだ。

頭が消し飛んだ男の身体は、膝から崩れ落ち一旦止まる、ルナがそれに人差し指でそっと触れるとゆっくりと倒れた。


「分からねえがコイツ等を殺さないともっとやべえことになるぞ。」

今度はナイフを持った男が、ノアに駆け寄る。


だが途中で無様にも転んでしまう。

「クッソ。なんだ.....? ヒィィィィ!!」


転んだ男が足元を確認すると、自分の足の膝から下が無かったのだ。

「何だこれえぇぇぇ!! 助けてくれええ。」


「喚くな。蛆虫が。」


一人目の男が流した大量の血液がルナの元へと集結している。

その集まった血液を自由自在に操り、血液の刃を作り出し二人目の男の両足を切断したのだ。


二人目の男は放っておいても出血死するだろうが、ルナは煩いからと首を切り落としてしまう。

「やっと静かになったのう。」


二人分の血液がルナの周りを渦巻いて漂っている。


「いつ見てもルナのそれは強すぎだよね。」

「そうかのう?」


「だって血液さえあれば、武器なんていくらでも作れちゃうものね。」

「まぁな。こんなことも出来る。」


ルナはそう言うと、残りの二人の男に向って指をさす。

指の先には、飴玉サイズの血液の玉が出来る。


「バン。」


ルナが言葉を発した瞬間に、その血液の玉は目に見えない速度で飛んで行った。

何が起こったか分からない四番目の男は、隣に居る三番目の男を見る。


すると、三番目の男は床へ背中から倒れ、額には丸い穴が開いており既に死んでいたのだ。


「な、何なんだ!!」


そう言い放って二人に背を向け、逃げ出す四番目の男。

ルナはまた同じようにその男に指を向け言い放つ。


「バンバンバン。」


一発目は男の心臓。二発目は男の頭部。

三発目は奥の部屋からこちらを隠れて覗き見をしていた五番目の男の頭部に、全弾的確に命中した。


「凄いね! 何それ、格好良いね!」


興奮するノアを見て、ルナはドヤ顔で無意味に指先へフッーと息を吹きかけて見せるのだった。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます!!

ブックマークと下にある★★★★★を押して、やまうさ(作者)の応援をお願いします。(*'ω'*)


既にブクマ、評価が済んでいる方はありがとうございます!!

凄く励みになっております( *´艸`)

感想やレビューも書いていただけると、非常に喜びます!


この作品を一緒に有名にしてください♪

次のお話も楽しんでいただけたら幸いです。


【作者Twitter】https://twitter.com/yamausayamausa

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