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魔王城へようこそ!  作者: 大和(大)
「真夏のバカンス」編
112/233

#4 高火力の茶番

キャラ説明(なんか増えすぎたので一応書いときます)

魔王;魔王

フローラ;魔王の妻

ギムギス;魔王の部下

エンドラ;龍

コルト;地の勇者、チビ

ヒノデ;光の女神、若い



「そこじゃ!」


 エンドラが威勢(いせい)のいい声とともにボールを投げる。


「ぬあっぶねえなあ!?」


 砂煙を上げて一直線に向かってくるボールを俺は間一髪(かんいっぱつ)のところで避ける。お、音を置き去りにしたぞ!?


「殺す気か!?」

「なはは! 死なないから良いではないか!」


 俺は割と本気で言ったのに、飄々とした態度のあいつに腹が立つぜ!


「あなた!」

「下から来ます!」


 フローラとギムギスの注意が聞こえた瞬間、足元の白い砂の中からボールが飛び出してきた。


「ちぃ!!」


 顔に向かって飛んできたそれを、俺は難なく受け止める。


「この地面からの奇襲……流石あだ名が『モグラ』なだけあるぜ、コルト」

「いや別にそんなあだ名付けられた覚えはありませんが!?」


 俺のボケに即行で対応してきたコルトは今外野にいる。そしてヒノデも同じく外野にいて、相手側の内野は残すところあとエンドラのみとなっている。

 一方こちらも内野は俺一人だけ、フローラとギムギスは外野で待機している。


「くそ……! 俺はもっと健全で安全なレジャーがしたいのによお!」


 ギムギスから「一応健全なスポーツですよ……」という指摘を受けるが、そんなことは関係ないとばかりにボールを地に向かって投げる。


「ここだ!」


 そして、ボールが地面に激突する寸前に魔法で穴をあけ、軌道を調節してエンドラの足元を狙う


「!! なぬぅ!?」


 予想外の攻撃にエンドラは反応が遅れ、回避するだけでボールを回収することができなかった。


「よし! いけギムギスぅ!!」

「わかってますよぅ!」


 ボールをキャッチしたギムギスが再び地の底へとボールを投げる。



「うおお!!」

「だりゃああああ!!」

「はああ!!」

「せりゃあ!!」



 エンドラがなんとか当たるまいと避けるなか、俺達は容赦(ようしゃ)なく奇襲で攻めていった。


 ……途中で「自分でやっといてなんですけど、()()ってルール的に大丈夫なんでしょうか?」とか「そもそもあれだけの負荷に耐えられるあのボールは何なんでしょう?」といった疑問の声が外野のふたりから聞こえてきたが、そんなことはお構いなしに暴れまわった。


 あとはもうなんか、ノリだった。




「いやーいい汗かいたのう」

「はいはい、これで満足か?」

「そうじゃなー」


 パタパタと手で扇ぎながら日陰で涼むエンドラ。


 今俺達はギムギスの作ったかき氷を食べながら、休息中だ。


「さて、それじゃあ次は儂がお主らのわがままに付き合ってやるか」

「ほうほう……なら、せっかく明かり役がいるんだから海底探索でもしようぜ」


 「透き通って見えるぐらい綺麗(きれい)な海なんだからさ」と付け足してみんなを誘ってみたところ、満場一致で即決……とはいかなかったが、全員で海に潜ることとなった。



ここまでお読みいただきありがとうございます!

感想、誤字脱字の指摘はお気軽にどうぞ。


うーむ、なんかこっちサイドは微妙に書きづらいです。とはいえ今回も短めですいません。

次回からはもう少し文字数を増やしていくつもりです。それでは!

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