ギルドに行こう 定番だよね
楓が部屋に戻るとリーフィアは起きていてしたくも整えてあった。
リーフィア「おはようございます。楓さん」
楓「おはようリーフィア」
リーフィア「今日はどうなさいますか?」
楓「少し話に出てきたギルドの方に行こうと考えているけど・・・」
リーフィア「それでした、案内します」
楓とリーフィアは荷物をまとめるとギルドの方に向かって歩いていく
リーフィア「こちらがこの町のギルドになります」
楓「これはまたすごいな・・・」
そこは楓の想像と違い大きなお城みたいな感じの家だった。
リーフィア「ここで、冒険だけでなく商業なども一括で管理してますので」
楓「ギルドの力はでかいんだな」
楓は感心しながらギルドの中に入る。
?「ようこそ、今日はどのような御用時ですか」
楓「ギルドに登録したいんだけど・・・」
?「ギルド登録ですね。わかりました。ではこちらの用紙に記入してください」
楓「記入ね・・・リーフィア任せた」
リーフィア「わかりました」
楓のことを知っているのでリーフィアはそれなりに嘘も入れつつ用紙に記入していった
楓「よろしくお願いします」
?「はい確かに受け持ちました。では最後にギフトを確認させていただきます。」
楓「ギフト?」
リーフィア「すいません、説明してませんでしたね。ギフトとはこの世界での才能にあたります。その力は色々ありますが、どれも強力です。私にもあるんですよ。・・・首輪の力で抑えられてますけど・・・」
楓「僕にもあるの?」
リーフィア「わかりません。それは人それぞれですから。」
楓「なるほどね」
?「大丈夫ですよ。今からそれを調べますから」
楓「わくわくするね」
?「ではこちらに触ってください」
受付の女性に渡された紙を楓が触る。
すると紙の色が少しだけ変化した。
?「色が少し変わってますので、一応力は持っているようですね」
楓「色に違いはあるの?」
リーフィア「いえ、ただ変わる色の濃さが力の強さになります」
楓「へぇーー」
リーフィア「楓さんの場合力はあるけど、まだできないから色が薄いんですよ」
楓「そのうちできるようになるということか」
リーフィア「わかりません。生涯力がでないひともいますから・・・」
楓「とりあえず、今はいいか・・・」
?「それでは手続きは以上になります。楓さんはどこのギルドに所属しますか?」
楓「とりあえず、商業ギルドで」
?「商業ギルドですね。わかりました。これから楓さんの担当をしますシーラといいます。今後よろしくお願いします。」
楓「こちらこそたくさん迷惑をかけると思うけどよろしくね。」
リーフィア「なんで商業にしたのですか?」
楓「一般人はいきなり冒険なんてできません。できるのは物語の中だけです。」
リーフィア「なるほど、納得です。」